3.モノが戻しやすくなり子への教育にもつながる
要「ラベリングが施された収納ケースを用いて、モノの管理ができるようになったら、モノの住所が決定されたということです。
モノの住所が決まったら家族も戻しやすくなります。戻しやすいということは、子どもへの『お片付け育』にも大きな良い影響を与えます」
4.人を迎え入れる心の余裕が生まれる
要「美収納はインテリアにも成り得るので、突然のママ友の来訪にも快く対応できる心の余裕も生まれるのではないでしょうか」
子育て中のおうちの“美収納”術
小さな子どもを育てる家庭では、どのように美収納するのがおすすめでしょうか? 具体例を教えてもらいました。
おもちゃは大きめの箱を用意
要「おもちゃの収納には、大きめの箱を用意して、子ども自身がポイポイ戻せる簡単な収納にするのがおすすめ。
ラベルには字を大きく書くか、おもちゃの写真を箱に貼って、子どもにとってどこにしまえばいいのかを、わかりやすくするといいですよ」
細かなおもちゃは半透明のファスナー付きケースなどに収納
要「絵本、パズル、お絵描きセット、折り紙など、細かい道具や部品のあるものは、種類別・目的別に半透明のファスナー付きケースなどに収納すれば、管理しやすく片付けやすい収納になります」
おむつやお尻拭きなどはリビングの1か所にまとめる
要「おむつやお尻拭きなど、毎日頻繁に使うお世話グッズは、リビングの1か所にまとめておきます。そこに入りきらないオムツなどはストックとして別の収納場所に置いておき、モノの住所を決めておくと、増えても慌てずに済みますよ」
美収納は、ただ見た目が美しくなるだけでなく、日々の買い物の質が上がったり、気持ちに余裕ができたり、子どもの教育につながったりするメリットも! 整理収納に取り組むなら、美収納を目指すのもよいのでは?
【取材協力】要 めぐみ(かなめ・めぐみ)さん
日本航空で国内線・国際線の客室乗務員として18年勤務。退職後に整理収納アドバイザーの資格を取得し活動を開始。ラクで快適な暮らしを追求し提供する。整理収納サービスはリピート9割以上。好きな言葉は「Less is more(少ないほど豊かになる)」(Instagram)