【わが子の取説が欲しい！】#35話 痛みのデパート？ 出産直後のシャワーは要注意！

出産直後の「キツかった体の変化」1位はコレだ！

「痛みのデパート」といっても過言ではない出産直後の体ですが、もうちょっと覚悟できていればメンタル的には楽だったかも…という気も（痛いものは痛いんだけど）。

ということで、出産直後にキツ買った体の変化をランキングにしてご紹介します！

第3位：足のむくみ

出産を期に体内の水分量や血液量が大きく変化をすることが原因なんだそうで、私は今まで見たこともないくらい足が膨れ上がりました。

足首はどこかに消え去り、足の甲までムックムク。もはや象かダイコンかというレベルで、ペンギンのようにヨチヨチとしか歩けなくなりました。

幸い、それ以外に痛いところがありすぎたので（笑）、「足のむくみが辛い！」と集中して悩むことはなかったですが、変化の度合いは「これ、元に戻るの…？」と不安になるレベル。

確か退院する頃にはかなり改善されていたように記憶していますが、寝ている間もはける圧着ソックスなどを持っていくとより快適かもしれないですね。

ただ、私の場合、膨れ上がり方が激しかったので、持っていっても装着できたかどうかは、若干不安が残ります（笑）。

第2位：3方向に裂けたズタズタのおマタ

もはやこれは当然の負傷ですが（笑）、私は縫合自体が人生初で、動くたびに糸がつれる痛みにはまぁまぁメンタルを削られました。

抜糸をしても傷は完全に癒えていないので痛いもんは痛いんですけども、入浴以上に、尿が傷にしみるトイレは毎回苦行！ 人生で初めてウォシュレットの存在に心から感謝しましたね。

出産後の尿検査で出された「極力血液を入れないように」という指令には、「そんなん無理ゲーだろ」と心の中で毒づきました…。カラダはギシギシで思うように動かず、悪露はドバドバ、オマタはズタズタですもん。

#34話に登場した、因縁の助産師・タカハシさん（仮名）に尿の取り直しを3回も言い渡された時は、危うく呪いかけましたね（笑）。

第1位：ブリンブリンに張った乳

産後ダイエットと授乳の手間削減で（動機が不純）、なんとしても絞り出したかった母乳。

出産直後に胸が明らかに張り始めて、やった！これで望みが叶う！と喜んだのも束の間、乳が小玉スイカみたいにパンパンになりまして。

新生児が吸いやすいよう、授乳前に乳首マッサージをして柔らかくほぐしましょう、と言われても、乳首の付け根までパッツンパッツンに張っていて、乳輪を掴むのも一苦労。

しかもにじみむ母乳で指が滑るという…。もちろんマッサージ自体も痛いわけですが、まさか、シャワーの水圧で声が出るほど痛いなんて、完全に想定外でした。

シャワーどころか、体を伝う水滴ですら痛かった覚えがあります。

爆発的に母乳を生産しといて、乳腺が開通していないなんて！ そこは開けといてよ…とボヤきました（心の中で 笑）。

母乳が出るかどうかを心配していたのに、まさか、乳が裂ける！という方向で泣くとは思いませんでしたね…。

とにかく出産直後の入浴は水圧に注意！

出産直後の不調は「想定外」「予想外」の連続だったからこそ、メンタルのダメージが大きかったかな、なんて気がします。

予習した内容と自分の個体差もありますし、想定していた痛みの度合いを軽く飛び越える場合も多かったので、とにかく、「出産後も痛みに耐える時間がしばらく続く」ということを頭の片隅においておくと、ちょっとは心の防御力が上がるかな、なんて思います。

覚悟しておいて、思ったより痛くなかった！の方が、同じ痛みでもなんとなくダメージ少なそうですよね。

何はともあれ、乳腺が開通するまでは、シャワーの水圧は極弱に、直接乳に水を当てないようにご注意を！ シャワー室で涙ぐむ初産婦さんを一人でも減らせたら本望です…！