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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が、日本国内で初めて確認されたのは、2020年も始まったばかりの1月16日のこと。

それからわずか数か月の間に、世界は一気に変わってしまいました。

東京ディズニーリゾートも例外ではなく、臨時休園から営業を再開した2020年7月以降、それまでのパークから大きく姿を変えています。

今回は、コロナ禍で変わりつつある、私たちの「お金の使い方」を見ていくことにしましょう。

フォトギャラリー【写真】東京ディズニーリゾート 変化するお金の使い方

パークチケットは「事前販売のみ」

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まずは東京ディズニーランド・東京ディズニーシーのパークチケットについてです。

コロナ禍の前であれば、年間パスポートや午後6時以降に入園できる「アフター6パスポート」などで、気軽に入園することができました。

しかし、現在は入園者数をコントロールするため、当日券の販売はありません。

また、日付指定のないオープン券や、年間パスポートも自由に使うことはできません。

一律の払い戻しが決まった「年間パスポート」 ©Disney

65歳以上向けの「シニアパスポート」や、午後3時以降に使える「スターライトパスポート」、複数日で使える「マルチデーパスポート」などの販売も行われていません。

そのため、コロナ禍の前よりも、パークチケットに支払う金額は増える傾向にあります。

その一方で、以前よりもお得になるケースがあります。

例えば、地方から来て、お昼ごろに東京ディズニーリゾートに到着する場合です。

これまでは朝からの1デーパスポートを買うか、午後3時以降のスターライトパスポート、どちらかを買う必要がありました。

しかし、2020年12月現在、東京ディズニーリゾートでは、午前10時30分と正午から使える「入園時間指定パスポート」2種類を販売しています。

時間やお金をムダにすることなく、入園できるようになっているのです。

ちなみに、旅行代理店によっては、パークチケットの日帰りツアーを販売しています。

日帰りでも「GoToトラベルキャンペーン」の適用があるため、実際の金額よりも、かなりお得にチケットを購入することができますよ。

交通費・宿泊料は「GoToトラベル」で大きく変化!

2020年7月22日から始まった「GoToトラベルキャンペーン」の影響で、東京ディズニーリゾートの宿泊をめぐる状況も変化しています。

GoToトラベルキャンペーンとは、日帰り・宿泊の旅行に対して、旅行代金の半額相当の補助を受けられる…というもの。

日帰りは一人1万円、宿泊の場合は一人1泊2万円が上限です。

ディズニーホテル

旅行代理店を経由した予約であれば、GoToトラベルが適用されて、以前よりもかなりお得に泊まれるようになっています。

ただし、稼働している客室数が少ないため、なかなか予約が取れないのが実情です。

一方で公式ウェブサイトの場合、予約可能な客室数は多いのですが、GoToトラベルの「対象外」に。

このあたりの判断は難しいですね。

ちなみに、2020年11月からは「バケーションパッケージ」でも、GoToトラベル対象のプランが発売になりました。

かなりお得に楽しめるプランだったのですが、すぐに販売終了。

ほとんどのプランは、GoToトラベルの対象外となっていますので、十分ご注意ください。

周辺のホテル

パーク周辺にあるオフィシャルホテルや、パートナーホテルでは、ホテルへの直接予約・旅行代理店経由の予約、どちらもGoToトラベルの対象となっています。

コロナ禍より前の金額と比較しても、かなりお得に泊まれるようになりました。

特に旅行代理店のパッケージツアーを利用する場合、交通費と宿泊費の合計で、GoToトラベルの補助を受けられるようになっています。

人数や宿泊日数が多いと、そのぶん受けられる補助の金額も大きくなります。

ただし注意しておきたいのは、パークチケット付きの宿泊プランですね。

コロナ禍の前であれば、オフィシャルホテル宿泊者は、混雑時でもパークチケットを買える「入園保証」がありました。

しかし、2020年12月現在では、チケット付きプランを予約しないと、入園の確約はありません。

通常プランよりも、割高に設定しているホテルもありますので、注意が必要です。

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