2: きのこの参鶏湯(サムゲタン)

【材料(1人分)】

  • 「M C C 世界のスープ食堂・もち麦入り参鶏湯」 1パック
  • 好みのきのこ 60g(しめじ・しいたけなど)
  • 酒 大さじ1
  • 塩 ひとつまみ
  • 青ネギみじん切り お好みで少々

【作り方】

  1. きのこは、いしづきを取り、手でさくか細く刻む
  2. 鍋に入れ、酒大さじ1と塩ひとつまみを振って、 弱火で2~3分加熱する
  3. 酒が蒸発し、きのこがしんなりしたらスープを加え、あたためる。好みで青ネギを散らす。

腸活にいい食材は、もち麦ときのこ。もち麦入りの参鶏湯にきのこを加えれば、ボリュームアップ。やわらかい食感でやさしい味わいになるそうですよ。

子どもも喜ぶ腸活スープのアイデア!

そして今回ご紹介したざくざくコーンスープときのこの参鶏湯に、ちょっとしたひと手間で子ども向けになるアイデアを、有賀さんに教えていただきました。

1: ざくざくコーンスープには「カリカリトースト」をプラス!

有賀「薄切りのパンをカリカリにトーストして添えてあげると、さらにボリュームが増して、朝ごはんなどにぴったりです」

2: きのこの参鶏湯には「卵」を入れてかきたま風に!

有賀「最後に卵を溶き入れてかきたま風にすると、やさしい味わいになりますよ」

有賀「今回、ご紹介したレシピは、どれも市販品にプラスα(アルファ)をするというものでした。基本的にはお子さんも十分においしく食べられますが、さらにプラスするなら、これらのようなボリュームを足すアレンジがおすすめです」

このほかにも、冬に家族で食べるスープを作るときのおすすめの調味料として、オリーブオイルとチーズを足して「洋風おじや」にする方法も紹介されていました。

さらに、有賀さんに教わった子ども向けのスープアレンジ術としては、「冷凍野菜をレンジなどで温めて加える」「ポテトチップスや薄焼きのせんべいを割ったものなどを加えて、食感をプラスする」というアイデアも。

ポテトチップスや薄焼きせんべいのアイデア、子どもが喜びそう! ぜひ試してみたいですね。

冬に美味しいあつあつのスープは、腸に良いものを積極的に使用することで腸活ができ、免疫にもいい影響が期待できるようです。

即席スープを使って上手に食材をプラスして、美味しく、家族そろって元気にこの時期を乗り切りましょう!

【取材協力】

小林 暁子先生

医療法人社団 順幸会 小林メディカルクリニック東京 理事長・院長、医学博士
順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学総合診療科を経て、2005年にクリニックを開業。内科、皮膚科のほか、便秘外来や女性専門外来を併設。なかでも便秘外来では15万人以上の便秘患者の治療に携わり、高い実績を上げている。20020年よりオンライン診療も開始し、かかりつけ医として全身の不調に対応する。『あさイチ』、『ごごナマ』(NHK)のテレビ出演、講演実績も多数。

有賀薫さん

スープ作家
家族の朝食に毎朝スープを作り続けて約9年、3000日以上になる。雑誌、ウェブ、テレビなどでスープのレシピと暮らしのアイデアを発信。『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス)で、2020年料理レシピ本大賞入賞。