フォトギャラリー「わが子を守るスイッチ」起動…展開を漫画で読む
  • マンガ:ヒラマツオ

赤ちゃんを抱いて出掛けると…

コロナ禍よりも数年前の出来事ではありますが、「新生児は抵抗力が弱い」と知りつつ、必要に駆られての外出なので、最初から緊張していて、あまり人に近付かないようにしていたのを覚えています。

それにしても、まさか行きつけのスーパーで、「お産直後で気の立っている動物(メス)」の気持ちに激しく共感することになるとは!

「この子を守らなければ…!」というものすごい気合いがどこからともなく湧き上がり、感情が自分の理性のコントロールから外れてしまったような、あの感じ。

少々ネガティブですが、生理の前後にイライラした気持ちに支配されるのと似ていました。

あら?これが母性ってヤツなのかしら?と思うのと同時に、あぁ、私も立派な動物、と妙に納得したりして。

吸い寄せられてくるおばあちゃん

それにしても、赤ちゃんを抱いていると、小さければ小さいほど、おばあちゃんを吸い寄せてしまうのはアルアルなのでしょうか(苦笑)。

しかも大抵、「めっちゃ近い」「勝手に触ってくる」という特徴があります(けっこう怖い)。

見ず知らずの人にここまで距離をつめられた経験はほとんどなかったので、最初は距離感を見誤ってリアルにのけぞりました。

それに加え、まめが生後半年くらいまでは、多分この人「こんなに小さいのに、外に出すのは早いのでは」ということが伝えたかったんだな、と感じる人が多かったですね。

単純に愛でてくれているワケではなさそうだな…と感じたら、ウチにはウチの事情があるんじゃ!と内心で(笑)毒づきつつ、ジリジリと距離を取るようにしていました。

子どもが2人以上いる先輩ママから「上がいると、下は生まれたてでも長時間公園などに連れ出される」と聞いて、ちょっと安心できたのが救いでしたね。

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