共演者が日本語の先生「涼真ヒョンは演技で教えてくれる」
── 昨年の11月から撮影が始まっていますが、撮影現場はどんな雰囲気なのでしょう。
ジェヒョン めっちゃ楽しいです! 涼真ヒョン(=主演の竹内涼真。韓国では親しい年上男性にヒョン(兄)をつける)に、「『君と世界が終わる日に』の現場は、家族みたいにあたたかい。この雰囲気はジェヒョンがいるおかげだね。ありがとう」と言われたんです! 感動しました~。
みんなが家族みたい、兄弟みたいな感じで撮影しています。僕と涼真ヒョンもそうだけど、僕と他のキャストの皆さんも、共演者というより、人対人の関係という感じがしています。
── ジェヒョンさんは愛されキャラだから、共演者の皆さんとも仲良くなったんでしょうね。
ジェヒョン 皆さんが、僕の日本語の先生になってくれるんです。師匠は笹野高史さん。(ジェスチャーしながら)「お金」とか、「コマネチ!」とか、普段使える日本語を教えてもらっています。
飯豊まりえさんは教え方がすごく先生っぽいし、子役の横溝菜帆ちゃんは身近な単語を教えてくれます。この前、「どんぐり」という単語を教えてもらったのですが、韓国人の僕からするとすごくかわいい発音で、気に入りました。
笠松将ヒョンは韓国語ができるから心強い先生で、「どんだけ~!」っていうギャグも教えてもらいました(笑)。
そして涼真ヒョンは、言葉じゃなくて演技で教えてくれるんです。それがすごく分かりやすくて。僕、だいぶ日本語がうまくなりました(笑)。
── 今日のインタビューも、すべて日本語で行っています。昔から日本語が上手でしたが、いつから勉強していたのですか?
ジェヒョン うちは、家族全員日本語ができるんです。姉(元RAINBOWのジェギョン)も、両親も。
それに、韓国で練習生をしているときから日本語は勉強していたし、19歳の頃、メンバーたちと音楽修行のために日本で留学生活もしていたので。
最近は勉強のために、字幕なしで日本のアニメや映画やドラマを見るチャレンジをしています。