いよいよ頭皮の洗浄へ!

専用の機械で頭皮を蒸してから、スカルプピーリング専用ウォーターを使い、頭皮の高圧洗浄を行います。専用ウォーターは沈静・抗菌作があり、頭皮にもフェイシャルにも兼用で使用できます。

美容院で炭酸泉をやったことがありますが、感覚としてはそれに近い感じでした。ただ、炭酸泉よりも深い汚れまで落ちるとのことです。

洗浄後には髪を乾かしてくれますが、「ドライヤーの風は直接頭皮に当てない」「タオルドライもこすらない」と、髪を傷めないように配慮した乾かし方をしてくれます。この方法は自宅でもできるので、参考にしたいところですね。

頭皮洗浄は、自宅でも湯船につかりながらホットタオルを髪に巻いて、蒸してから洗髪することである程度再現できます。

炭酸シャンプーなどの毛穴のホームケアは、刺激が強いため週1で十分なのだそう。やりすぎもよくないのですね。

乾かしたあと、再びマイクロスコープで頭皮状態を見せてくれます。ビフォーアフターは自分で確認しても、頭皮がキレイになっていることが一目瞭然でした!

毛穴のあたりがスッキリしているのがわかりました。筆者の場合、自分で感じているよりも、もともとそこまで悪い状態ではないとのことでしたが、それでも効果がばっちり出ているのだから驚きです。

料金は3300円(税込)で、数か月に一度のケアでOK。定期的に通うことで、自分の頭皮状態がよくなっていくのが目に見えてわかるのはうれしいですね。

髪の内部の水分量を上げてくれる「ヒアルロン酸カラー」を体験!

髪の毛が痛むどころかつやつやになるというカラーリング、「ヒアルロン酸カラー」も体験。

こちらは、低分子ヒアルロン酸処方で、髪内部の水分量を上げ、髪1本1本を太くしてくれるというもの。ヒアルロン酸を低分子にすることで、髪の毛に浸透しやすくしているということで、この処方は現在特許申請中。

髪内部の水分量が上がることで、髪のシワ・たるみを改善し、髪本来のツヤを長く実感できるそうです。

筆者は、明るさはありつつ赤みのない「チェスナーブラウン」を選びました。

カラーリング剤には、ヒアルロン酸の濃度をコントロールして混ぜています。

多ければいいというものではなく、濃度が濃すぎるとかえってギシギシしたりベタついたりしてしまうそう。最もヒアルロン酸としての効果が高く、みずみずしさをキープできる量で配合しているのだとか。

カラーリング前に、カラー剤が頭皮に染みにくくする保護スプレーをします。染めた後は、頭皮にカラー剤が残らないよう、炭酸水を使って洗い流します。カラーリングの前後においても丁寧なケアがうれしいですね。

カラーリング前の状態は、毛先のパサつきが目立っていました。乾燥や、今までのカラーリングで傷んでいることもあり、全体的にうるおい不足です。

ところがカラーリング後は、髪の毛が全体的にまとまり、ツヤ感がアップしました。水分量が増えたのが目に見えてわかります。

実際にマイクロスコープでカラーリング前と比較すると、水分を含んで毛髪1本1本が太くなっていることが数値でもわかります。

何より、触ってみるとその違いは歴然! しっとりツヤツヤで、指通りがよくなっていました。この効果は、取材後1週間以上たっても続いていましたよ。

仕上げは頭皮保湿美容液でさらにしっとり感をアップ。ヘアケア剤は販売もしています。先ほどの頭皮洗浄とあわせて、3か月に一度くらいのペースで通うとよさそうです。

確かな効果を感じられる、「ヘアメディカルサロン 銀座店」の頭皮改善プログラム&ヒアルロン酸カラー。出産や加齢による髪の衰えに悩む女性は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

本格的に相談したいという方は、同じビルに入っている「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」の頭髪専門外来を予約することをおすすめします。

■ヘアメディカルサロン 銀座店 DATA

住所/東京都千代田区有楽町1丁目7-1有楽町電気ビルヂング南館B1F
電話/03-6626-3993
営業時間/火・水・木11:00~19:30(最終受付18:30)、金11:00~19:00(最終受付18:00)、土・日10:00~18:30(最終受付17:30)
定休日/月曜日
料金/オーガニックヒアルロン酸カラー9,900円、カット(シャンプー、ブロー込み)6,600円(ともに税込)、ほか
アクセス/有楽町駅中央西口日比谷口2分、銀座駅C2出口5分、日比谷駅A3出口1分

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。