購入時期=チャイルドシートは産前、ベビーカーは産後
「ベビーグッズ、何をいつ買うか問題」は、出産準備でも気になる人が多いと思いますが、日頃から車移動が多い人、産院から自宅まで、退院時に車で移動する予定の人は、チャイルドシートはマストで産前に購入を。
ベビーカーは?というと、何気に新生児を乗せられるベビーカーって選択肢が狭まるんです。それに首が座っていないだけで体重は軽いので、抱っこで大体なんとかなっちゃったりします。
産後直後から完全ワンオペが決定していて、さらに車移動がない人はマストアイテムだと思いますが、そうでない人は、産後1カ月以降から購入を検討しても全然間に合いますよ。
チャイルドシート&ベビーカーのチェックポイントは?
私たち夫婦がベビーショップにチェックに行った際、店員さんに聞いて印象的だったのは「ベビーカーは多少節約しても、チャイルドシートは自分たちが買える範囲内で一番上等なものを」というアドバイス。
チャイルドシートは命に直結しますし、確かに防御力が値段に直結する印象でした。
ハイスペックな商品の中には、取り外しが簡単で、そのまま部屋に持ち運んでバウンサーになるようなタイプもありましたが、「取り外したい!」「そのまま部屋に持っていければ楽なのに!」と思うことはほとんどなかったので、チャイルドシートは純粋に防御力で選ぶのが正解かなぁという印象です。
ベビーカーはシート、車輪、荷台をチェック
では、ベビーカーは?というと、チェックポイントは3つ。
1:ハイシートは必須条件
近年の夏の暑さは異常なほどですし、真夏に0歳児を外に出すと、溶けちゃうんじゃないかと思うほど大量の汗をかきます。
大人ですら地面からの照り返しにクラクラするくらいですから、「極力、地面から離れているハイシートを選んだ方がいいですよ」という店員さんのアドバイスには納得。
最近はリーズナブルなモデルでもハイシートは取り入れられていたりするので、さほど選択肢は狭まらないかなと思います。
2:車輪がチープだと横断歩道で大惨事
これは値段の差にあらわれるなと思ったのが、車輪の大きさと安定感。高いものほどしっかりとした大きさがあり、稼働も滑らかでした。
車輪が大きいと何が良いかというと、段差をスムーズに乗り越えることができるんですね。
これも自分ごとになってから実感する「産後の世界」ですが、横断歩道の段差って、思いのほかベビーカーの走行を妨げるんですよ。
車椅子の人の話なんかを聞いて分かったような気になっていても、全ての段差に毎度集中し切れるか、といえば、実際は目測を誤ることも少なくありません。
乗り越えられると思って、そのまま突入してつまずき、危うく中身を前方にぶちまけそうになることも。
当然、赤ん坊を乗せる時はベルトをするので、放り出されるようなことはありませんが、心底ビビることになります。
車輪のスペックが高ければ、工事跡のデコボコ道でもある程度は振動を吸収してくれたりしますので、ベビーカーを常用する人はぜひ比較検討して妥協点を見つけてみると良いですよ。
3:荷台はスーパーのカゴが入るとなお良し
「赤ちゃん連れは荷物が多い」というのはご存知の通りで、荷台が大容量であるに越したことはないのですが、「スーパーのカゴが入る」のか「入らない」のかで迷ったら、「入る」方をオススメします(笑)。
親子ふたりで、ベビーカーを使っての買い物には絶対行かない!という人には必要のないスペックですが、行く可能性はなくはない…という人はぜひ。
というのも、もちろんベビー用カートがあれば、入り口で乗り換えれば済むことなんですが、この「乗り換え」がまた面倒な場合もあるんですよね。
お昼寝の最中で起こしたくなかったり、ベビーが嫌がったり、理由は様々ですが、何回かは「カゴが荷台に入って良かった」って思うと思います(少ない 笑)。
ちなみに我が家はベビーカーの登場頻度が低めだったので、ハイシートとある程度の車輪スペックを搭載し、スーパーのカゴが入るグレコのシティエースシリーズ(現在は後続商品に切り替わっています)を選びました。
当時、定価で3万円弱くらいだったかな? スマホでいえばミドルレンジといったところ。タイヤが少しチープでしたが、レジャーでの移動や、たまに近所で使う程度であれば問題ないレベル。
ただ、移動=ベビーカーがマストアイテム、通勤でも必ず使う、という人はもう少しハイスペックな機種の方が細かいストレスが減るかもしれないですね。
さて、次回は産後初のイベント・お宮参りのエピソードをご紹介。お楽しみに!
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