森崎ウィンさんの歌声に聴き入っちゃいました
――楽曲を聴かせてもらいましたが、バラエティ豊かでいいですね。
そうなんです。調べたらコンテンポラリーポップというジャンルだそうですが、ポップスとクラシックのちょうどいいところを狙っている感じで。
サウンドだけ聴いたら洋楽的で、流行りの音も取り入れられていて。こういう曲をミュージカルでもやるんだっていう新鮮な感じがありました。
――同じジェイミー役を演じる森崎ウィンさんの歌声はいかがでしたか。
いい声! いい声! お話をさせてもらったら、音楽にも精通されていて。
声のバリエーションも豊かですし、一緒に歌稽古をしながら、聴き入っちゃいけないとは思いながらも、いちファンとして思わず聴き入っちゃいました(笑)。
――Wキャストは初めてですよね。高橋さんは相手のことが気になるタイプですか? それとも気にせず自分を貫くタイプですか?
たぶん両方の面があるんだろうなと思います。相手のことを無視するとリスペクトを失うし、気にしすぎると自分のやるべきことに集中できなくなっちゃう。難しいですね、Wキャストは。
ウィンさんが「比較されるのがつらい」とおっしゃっていて。そうだよなと思いつつ。でもその比較されるつらさを分かち合えるのは、Wキャストをやっている相手だけ。
同じ痛みを持つ者同士、Wキャストの難しさをわかった上で、むしろWキャストだからこそ助け合える部分に目を向けてやっていこうと思います。
高校生活の思い出は、数学の先生です(照)
――では最後に、ジェイミーと同じ高校生の頃の思い出を聞かせてください。
(考えて)なんだろう…。あ、数学の先生が可愛かったです。愛嬌があって、生徒想いで、でも色気がって。たぶん僕より10歳くらい上だったんですけど、とても綺麗だったのを今もよく覚えています(照)。
――そうすると、数学の授業もやる気が出たでしょうね。
……いや(笑)。
――え? 違うんですか?
どうしよう。これは恥ずかしい話になっちゃいますが(笑)。
――ぜひ聞きたいです!
あの…うちの高校では、授業をサボった生徒は呼び出しをくらうんです。あえて少しサボったりして先生に呼び出されるのを狙ってました(笑)。
――わざと劣等生っぽく振る舞って気を引くパターンですね(笑)。
いや〜、ガキですよね(照)。なので、数学の成績は全然良くなかったです(笑)。
※高橋楓さんの「高」は正しくは「はしご高」。
衣装協力/JOHN SMEDLEY、O.T.A、STIR
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