俳優の仕事とスケボー、両方頑張りたい
――和田さん自身についても教えてください。語学力と人間力を高めるためにカナダへ留学されたとか。実際、行ってみて何か得られましたか?
僕、英語がすごく苦手だったんですけど、自分のことを誰も知らない、言葉も通じない場所に行って、最初はボディランゲージから始まって、友達を作るためにすごく頑張りました。
すごくコミュニケーション能力が上がったと実感しています。英語力もそうですが、この先、もっと必要とされていくであろう、そうした力が身に付いてよかったと思っています。
――英語が苦手なのに、外国へ行かれたのはすごいですね。
もともと兄がカナダに留学してたんです。それで英語がペラペラになって帰ってきて、「かっこいい!」と(笑)。
僕が留学したのは兄とは別の州ですが、月に一度、一緒にラーメンを食べるために、わざわざ僕のところまで来てくれて、カナダを案内してくれました。すごく有難かったです。
スケボーを始めたのもカナダに行ってからですが、それも兄からの影響です。兄に憧れているところがあるので。
――芸能活動については、和田さん自身の希望ですか?
そうですね。僕が幼い頃からテレビっ子で、ずっと出たい出たいと言っていたので、両親がオーディションを受けさせてくれました。
――スケボーもとてもお得意と聞いたので、今後はそれを生かしたアクションに挑戦するのはどうですか?
今はスケボーに夢中で、趣味の領域を超えてきていて。でも役者の仕事が自分の中では一番大事です。両方を生かせたらいいかもしれませんけど、今はスケボーと俳優のお仕事を分けられているのが好きです。
最近はスケボーの雑誌のお仕事も来るようになりましたが、両方を生かしてというよりは、別々に頑張っていきたいです。
――活躍を楽しみにしています。最後に俳優業を頑張った本作のアピールコメントをお願いします。
すごく大人な内容ですが、母と子に降りかかった理不尽な出来事を、きれいごとなしで描いていると思います。みなさんの心に残る作品になることを信じています。
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