――ところで、皆さんには「怖いもの」がありますか?
ジウン:僕は「発展し続ける」が生きるテーマなので、自分が成長できなくなることは恐怖ですね。例えば、歌手なのに喉を痛めて歌えなくなったとか。納得いくまで練習が出来ていなくていい評価をもらえる自信がない時は、ステージに上がることが怖いと思うことも。そういう時には、普段よりももっとパフォーマンスに集中して曲の世界に入り込むことで、自分の中の『恐れ』を消すようにしています。
インタク:何となく分かるな。ジウンの話に少し似ているかもしれませんが、僕は『失望』が怖いです。自分自身に失望するのも怖いし、人に失望されるのも怖いし。だから、失望をしたりされたりしないように、できるだけ真っ直ぐに生きようと努力しています。小学生のころ怖かったのは、給食。というのも、僕は当時、野菜が苦手だったんです。特にタマネギ! ハンバーガーに入っているタマネギすら、必ず取り除いてから食べていましたもん。僕の学校では、給食を完食しないと家に帰してもらえないんです。それで泣く泣く食べていた思い出があります。野菜嫌いはもう克服しましたよ。タマネギも、今では大好きです。
ソウル:僕は「人の視線」が怖いと思っていたことがありました。僕のほうを見て笑ったりしているのを見ると、何か悪いことを言っているんじゃないかと被害妄想で勝手に嫌な気持ちになったり。今では、僕のことを笑って見てくる人がいたら、逆にニコッと笑い返しますけどね!(笑)
テオ:僕は虫! 特に羽がある虫が苦手です。スズメバチとか……。
キホ:蝶も?
テオ:うん。飛ぶ虫は全部! 何か……、僕を攻撃してくるような気がするんだよね。
ジョンソプ:分かる! 僕も虫、嫌い~。僕の場合、人間に迷惑をかけない虫もぜ~んぶダメで。見るだけで鳥肌がたっちゃう。
テオ:それは重症だ(笑)
ギホ:僕は海ですね。深くて冷たい海。トラウマがあって、シュノーケリングでさえもできません。テレビに海が出てくるだけでもチャンネルを回しちゃうし。ほかには鬼電(笑)。ふと気付いたら、携帯に電話やメッセージがたくさん来ていると、「俺、何かした!?」「何事!?」って焦っちゃう。朝起きたら、仕事や誰かとの約束の時間がとっくに過ぎていた時も、恐怖でメンタル崩壊します。
ジョンソプ:予定されていた仕事が全部終わって、やっと宿舎に帰れる! とホッとしたら、「今から練習するぞ」と言われたときもホラー(笑)
(全員、大爆笑)
ソウル:僕、もう一つ克服した「怖いもの」がありました! 金縛りです‼
(全員、ぽかん)
ソウル:僕、昔からよく金縛りにあうんです。昔は怖かったんですけど今は平気になりました。怖いものも、やり続けていけば慣れていくものなんですね。
ジウン:金縛りって、慣れるとか克服するとか、そういう問題じゃない気もするけど……(苦笑)