片づけられない夫婦
いつも部屋が汚くモノが散乱し、片づけられていない家に住む夫婦は貯金ができていないケースが多いといいます。
日常的に「あれどこいった?」「これどこいった?」と探しものをしていて、いざ買い物に出掛けると家に沢山あるのに、同じものを何度も買ってきてしまうようです。
ひどいケースでは、自宅に歯ブラシが50本、サランラップや洗剤が50本などといった家もあり、きちんと整理整頓されていればそんな無駄使いはしなくて済みます。
掃除を相手に押し付けないことは、干渉しないともいえますが、片付かない部屋で過ごすことが貯まらない理由でもあるようです。
見栄っ張り夫婦
収入に見合った生活をするのが当たり前だと思いながらも、身の丈以上の生活に見せたいという見栄っ張り夫婦も存在します。
どんなに稼いでいても、稼ぐお金以上に使ってしまえば貯まるはずはなく、華やかな生活を装っていても貯金が全くない家庭は少なくないようです。
見栄の裏には、何かしら劣等感を抱えている場合が多く、その劣等感を隠すために見栄を張ってしまうのではないかともいわれています。
身の丈にあっていない生活であることを夫婦どちらかが気づき、干渉することで防げる問題だといえますね。
楽観すぎる夫婦
お金がないと分かっていても「何とかなるでしょ」と楽観的に考えてしまう夫婦はお金が貯まりません。
目の前に現金がなければ、通常は「使えない」「節約しなければ」となるものですが、すぐにカードやローンで買ってしまい、支払いは何とかなると思ってしまうのです。
節約しなくても何とかなるほど高所得で貯金もあれば良いのでしょうが、楽観視する夫婦ほど貯金がないケースが多いと言います。努力せずとも何とかなるなら、誰も苦労はしません。
こちらも、夫婦どちらかが気づき、相手を干渉しなければ防げる問題ではありません。
まとめ
このように、夫婦お互いが自立し、干渉しあわないことはある意味良いことなのでしょうが、お金を貯めるという視点からはマイナスになることが多いことが分かります。
お金はお互いが話し合い、同じ志でなければ貯められません。そういった意味では、ある程度の干渉が必要とも言えます。
今回は、貯まらない夫婦にありがちな5つのパターンをご紹介しましたが、思い当たるところがある場合は、将来のためにも一度夫婦で話し合い、将来的な資金計画を立ててみてはいかがでしょうか。
子育て世代が、お金も心もゆとりある生活ができるようお祈りいたしております。
<参照>マイナビニュース「共働き既婚者に聞いた、夫・妻の収入を知っていますか?」