4:フリマアプリを活用する

子どもが産まれると、ついたくさん買いたくなってしまうのが子ども用の洋服。特に小さければ小さいほど、サイズもお人形のように小さくてデザインも可愛いので、「うちの子にこれ着せたい~!」とフィーバーして買い込んでしまうことも……。

でも、子どもが小さいうちの洋服は、本当にあっという間にサイズアウトして着られなくなってしまいます。かといって、その時期の子どもはその時期の可愛さがあるので、“今”しか着られない服を着せたいのも事実……。そんなときは、フリマアプリがオススメです。

数回しか着ていないような服、もらいものをそのまま出品した新品の服など、売っているものと遜色ない子ども服が安く手に入ります。クリスマスやハロウィンなど、年に一度しか使わない季節のイベントに必要な服やグッズも、ここでゲットしちゃいましょう。

また、育児グッズも使える期間が限られる上、使ってみないと合うか合わないかわからない不安もあります。フリマアプリで安く買えば、コスパがいいですよね。

合わなければ、またフリマアプリで売る手もありますよ。

5:つみたてNISAを始める

貯蓄がある程度しっかりできている家庭なら、将来のために投資を始めてみるのもアリ。今は老後2000万円問題など、普通にコツコツ貯金をしているだけでは老後までまかなえない不安もありますよね。

投資は銀行預金と違って当然リスクもありますが、少額で長期に渡って投資することでリスクをおさえることもでき、銀行預金では考えられない金額のリターンが見込めます。

投資初心者にオススメとされているのが「つみたてNISA」。これは、日本に住む20歳以上の人間なら誰でも利用できる、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

最初に仕組みや投資先、メリット・デメリットについてある程度勉強する必要はありますが、月々の貯蓄をした上で余剰資金が少しでもありそうなら、チャレンジしてみてもいいかもしれません。

また、日本に居住する0~19歳の未成年者が利用でき、子どもや孫に代わって親・祖父母などの親権者等が運用を行うジュニアNISAという制度もあります。(※2023年に終了)

子どもの将来に向けた資産形成をサポートするために導入された非課税制度なので、子どもの将来のための資金をこちらの口座で形成するという手も。ただし、子どもが18歳になるまでは口座からの資金の払い出し(引き出し)が原則NGなので、ご注意ください。

いずれもリスクについて勉強した上で、興味のある方ははじめの一歩を踏み出してみてくださいね。

6:児童手当を子ども用の口座に貯蓄する

中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の子どもを養育している人に支給される児童手当。3歳未満には一律1万5000円、3歳以上小学校終了前の子どもには一律1万円(第3子以降は1万5000円)、中学生には一律1万円が月額で登録した口座に支給されます。

このお金、親の口座にそのまま入れておくと、よくわからないうちに使ってしまっているということが往々にしてあります。児童手当をもらっているという感覚がなく、いつのまにか生活費として消えているというパターンです。

そこで、児童手当でもらった分をそのまま子ども用に作った口座に入れて、毎月子どもの将来のための資金として貯めておくのが賢いやり方。筆者の周囲でも、別にして貯めておいている、または学資保険にすべて回している、なんて話を聞くことがあります。

児童手当を全額貯めておけば、子どもの中学卒業までに約200万円になります。かなり大きな額ですよね。このやり方なら、稼いだ給料から教育資金を別にとっておく余裕がなくても、子どものための貯畜が可能です。

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最初の手続きがやや面倒なものも多いですが、一度始めてしまえば簡単に節約・貯蓄効果が続くものばかり。

ぜひ一度家計を見直して、本当はおさえられるはずの無駄使いがないか、しっかりチェックしてみてくださいね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。