3: 周囲からの「一人っ子親は苦労知らず」オーラが辛い

「これは一人っ子のママあるあるだと思うのですが、『一人っ子だと自分の時間が多そうでいいね』『自分に使えるお金が多くていいな』とか、『好きなだけ習い事をさせられて羨ましい』と言われるのが地味にストレスです。

おそらくですが、一人っ子だろうがきょうだいだろうが、親が子どもにかける時間やお金ってそう変わらないと思うんですよね。

もちろん、お互いの違いを理解してくれる親もたくさんいますが、一人っ子親に対する“苦労人マウンティング”をするきょうだい親も同じくらいいます(笑)

あまり理解されないことをわかっているのか、一人っ子の親たちは『うん、だね〜』なんて、穏やかに閉口してしまっている印象です」(養護教諭/32歳)

このママが言うように、マウンティングで発言するきょうだいママもいるかもしれませんが、悪気なく、普通に羨ましがって発言してくれていることもありそうですね。

わかってはいても、頻度が多いと疲弊してしまって「マウンティングされてる!?」と感じてしまうことも多いのかもしれません。

4: 「2人目は?」プレッシャーが何気にキツイ

先ほどのきょうだい親からの“苦労人マウンティング”とは逆の反応をされて、どう反応して良いかわからない、という意見もありました。

「うちは早くに子どもを産んで、一人っ子のまま幼稚園の年齢になったのですが、『きょうだいいると楽だよ! 若いんだから早いうちに産んじゃいなよ』とおすすめしてくるママ友が結構いて……。

もう子どもは欲しくないというわけではないのですが、今は私も夫もそれぞれ仕事が軌道に乗り始めていて『今じゃない』という感じなんですよね。

年齢がある程度若い一人っ子のママは軒並み言われたことがあるみたいです。親切心なのはわかるけど、子どもを作る作らないなんて話、どう反応していいのかわかりません(笑)」(自治体オーケストラ職員/26歳)

このような、きょうだい親からの“すすめ”に「うちは一人っ子のままでいい」という反応をするのは、きょうだいを産んだ親を否定することにならないか? と反応に困ることが多いようです。

この「2人目は?」攻撃は、ママ友だけでなく両親からも受ける、という話はよく聞きますね。

聞かれる頻度が多いことと、返し方によっては相手を否定しかねないという部分が苦労ポイントのようです。

周囲からは楽そうと思われがちな、一人っ子の子育て。

しかし、きょうだいの子育てが大変なように、一人っ子なら一人っ子なりの大変さがあるのですね。

子どもが何人でもその苦労や楽さは一長一短。一人っ子子育てが合うか、きょうだいの子育てが合うかも親の性格によります。

シンプルに、相手の子育てに対する姿勢を尊敬して労えるようになりたいものですね。