4.判断力がある

続いての年下男性の本音は、「同じ職場にもそんな年上女性がいるけれど、年上女性は圧倒的に判断力がある印象。公私ともに魅力を感じてしまう」というもの。

年を重ねるにつれて、誰だって経験値は上がっていくものですが、だからといって判断力も身についているとは限りません。年下男性から見て年上男性は、やはり“上司”といった感覚が強くなるのか、判断力があって当たり前と見ている面も。

普段あまり前に出ないような年上女性が、ふとしたときに見せるジャッジの仕方に、思わずしびれてしまう年下男性はいるようです。判断力がある、ということは、すなわち堅実な女性でもあるわけで、そんなしっかりした印象が年上女性の魅力として映るのでしょう。

5.しっかりとカワイイのギャップ

次の年下男性の本音は、「やっぱり年上女性ならではのしっかりしたところも感じるなかで、時折見せるカワイイ仕草もあって、そのギャップにやられる」というもの。

だいたいにおいて、年下男性のなかで、年上女性に対するイメージは“芯のある人”なのではないかと、さまざまな男性の本音を聞いてきて思いませんでしたか。実際、年下男性よりもいろいろな場数を踏んでいる年上女性は、知らない間に頼りがいのある存在になってしまうのかもしれません。

だからこそ、いつもしっかりしている印象の年上女性が、ふとしたときに見せるカワイイ言動に、年下男性はキュンッとしてしまうようです。

6.褒めてのばしてくれる

続いての年下男性の本音は、「僕が大変そうなときでも、その様子を見て、ちょうどいい感じに褒めてのばしてくれる」というもの。

なかには、喝を入れてなんとか相手を奮い立たせようとするタイプもいるかもしれませんが、年下男性が求めているのはやっぱり“自分を肯定してくれる人”。

これは、思ってもいないのに相手を褒めておだてる、とは違います。年下男性が大変そうなときに、絶妙なさじ加減で褒めて人間性を肯定するような言葉をかけ、相手をのばすような行動がとれる年上女性は、歓迎されるようです。

誰だって注意されたり叱られるよりは、褒められたいですよね。そのあたりのバランス感覚は、年上女性のほうが長けている場合が多いのでしょう。

7.同年代にはない大人の色気

次の年下男性の本音は、「どんなにおとなびて見える同世代や年下の女性でも出せない色気が、年上女性にはある」というもの。

ここで言う色気とは、いわゆる露出の高い服装をして見せるあざといセクシーさではなく、ちょっとした立居振る舞いから感じさせる、大人の色気があるということです。

たとえば、年上女性とすれ違ったときのハッとする上品な香りだったり、気合を入れすぎていないナチュラルで艶のある唇、仕事をするときにさりげなくしばった後ろ髪など、臭覚や視覚がちょっと刺激されるような大人の色気を感じるのだとか。やりすぎない、ほどほどの絶妙な色気が、年下男性の求めるものとマッチするのでしょう。

8.甘えさせてくれる

最後の年下男性の本音は、「こっちが暗い顔をしていたり、疲れたモードを出していると、年上女性は根掘り葉掘りきかずに甘えさせてくれる」というもの。

同世代や年下の女性だと、つい何があったのかたずねてしまう女性が多いようなのですが、年上女性はだいたい表情を見て“察する”という気遣いができることも。

相手を気遣い、そのときどきの様子に合わせてそっと寄り添って甘えさせてくれるという年上女性は、年下男性がもっとも求める存在だといえるかもしれませんね。

年下男性が年上女性にどうしようもなく感じてしまう魅力や求めてしまう本音、いかがでしたか。もしも今、年下男性に思いを寄せている年上女性がいたら、参考のひとつにはなるのではないでしょうか。

年の差があってもおたがいの愛情があれば、素敵な「年下男性×年上女性」のカップルになれるはず! みなさんの恋が成就しますように。

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト