次はこめ油を入れます。

袋ごしに揉んでいると、1つの塊にまとまってきます。ちょっとスコーン生地っぽくなってきました。

ちなみに時間のないときは油を水分と最初の段階で一緒に混ぜても、問題なく仕上がりますよ。

個人的には油を後入れにするほうが、この後の成型や焼き上げの段階でより手軽に分離し香ばしく焼き上げられる気がするので、この方法をとっています。

続いて、袋の上から成形もしちゃいましょう。

ジッパー袋の短辺ぎりぎりぐらいまでの円形に延ばします。

厚みがあると火が通りにくくなったり、熱源に近くて焦げやすくなったりするためです。

袋ごしに菜箸を押し付けて分離します。

この段階で完全に切れなくても後の工程で簡単に切れるので、だいたい深さ半分以上の溝が残れば問題ありません。

ケーキを6分割する要領で菜箸を3回押し付けると、スコーンの形状に見えてきます。

ジッパーを開けて傾けるだけで、生地の油分でするっと移動します。この作業もとても気持ちいいです。

切断面も包丁で切ったものと異なり、ところどころ破れたようになるのがまた「スコーンっぽさ」でもあります。

この段階でチョコやナッツを乗せると、アレンジスコーンにできますよ。