あなたは普段から子どもをよくほめていますか?
親が子どもに期待や理想を高く持ちすぎていたり、完璧主義な場合、子どもをほめることが少なくなってしまうようです。
ほめ上手な親の元で育った子は、自己肯定感が高く、意欲的で、少しの失敗では折れない心の強さがあります。
また、コミュニケーション能力に長け、人から好かれます。
とはいえ「子どもをほめるのって難しい」「どうやってほめたら効果的なのかイマイチわからない」と感じる方も少なくないでしょう。
ほめ上手な親は、普段どんな言葉を我が子にかけているのでしょうか?5つご紹介します。
1. 過程(プロセス)をほめる
例えば子どもが試験で100点をとった。習い事の進級テストに合格した。一番になった。
このように子どもが良い結果を出した場合、ほめるのは簡単です。
しかし、良い結果が出た時だけだと、子どもをほめることがとても少なくなります。
ほめ上手な親は、結果だけでなく、過程(プロセス)もほめます。
(例)
「毎日丁寧に宿題やっていたの、知ってるよ」
「諦めずに最後まで取り組んでいて、すてきだったよ」
「イメージトレーニングまでしてがんばっていたよね。本当にすごいよ」
結果の良し悪しに関わらず、過程(プロセス)もよく見てほめるようにすると、プラスの言葉をたくさんかけることができます。
子どもは「ママ/パパは自分をよく見てくれている」と実感できます。
2. 個性をほめる
他の子と同じようにできること、もしくはそれ以上であることを望み、他の子のようにできないと不安になる。…このような親はとても多いのではないでしょうか。
ほめ上手な親は、他の子とは違うその子独自の個性を見つめ、日頃からほめています。
(例)
「気持ちの切り替えが早くて前向きだよね」
「いつもお友達に優しくできて素敵だよね」
「丁寧に描いてるね。上手だね」
他の子と同じ、あるいは平均点という枠を外して子どもを見ると、ほめるところがたくさんあることに気づきます。