5. 過去と比較してほめる

過去にできていなかったことで、今はできるようになったことはたくさんあるかと思います。

比較をするときは、きょうだいや友達など「人」ではなく、「過去」と比較してほめるようにすることも、ほめ上手な親に欠かせない大切な要素です。

(例)

「先週より◯メートルも長く泳げるようになったね!」

「1年生の頃に比べて字が綺麗になったよね」

「幼稚園の頃より泣かなくなったね、頑張ってるんだね」

過去よりできた部分を見てほめると、自信がつくだけでなく、自分の成長を実感できます。また、努力すること、頑張ることの価値や大切さも分かります。

普段子どもをほめることよりも叱ることが多い、最近あまりほめ言葉をかけていないという方は、ご紹介したことを参考に言葉がけをしてみてくださいね。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]