小学生以降

小学生以降になると逆にプレゼント選びが楽になる、という意見も聞かれました。

というのも、孫や甥っ子、姪っ子と直接連絡を取ることができるようになり、「何が欲しい?」という率直なコミュニケーションが取れるからだそう。

しかし、「ゲームソフトが欲しい」などの具体的なリクエストが出てこない場合や、子どものリクエストが予算を大幅に超えてしまう場合には、どのようなものを選ぶのが良いのでしょうか?

  • ハンカチタオルなど、学校や園で必ず使うもの
  • 図書券など

などを買ってあげることが多いという声がありました。

「孫が男女の双子で、お姉ちゃんのほうは女の子だけあっておしゃれさんで欲しい服やバッグなどをリクエストしてくるのですが、弟のほうは本当に欲がない子で何もリクエストしてきませんでした。

そこでお姉ちゃんのプレゼントを買うのと一緒に、ラルフローレンやポール・スミスなどのちょっといいお店でハンカチタオルなどを何枚か買ってプレゼントしていましたね。学校生活でも必ず必要になりますし、キャラもののハンカチよりも“格好がつく”かなと」(新聞記者/55歳)

「本屋さんに売っているものであれば本でなくても使用できるようなので、小学生の甥っ子には図書券をプレゼントしています。

姪っ子の方にも小学生までは図書券だったのですが、中学生になった今は『電子書籍にしてもらったからAmazonのにして』と言われて……。今年からAmazonギフト券を贈る予定です」(メーカー勤務/22歳)

小学生以降は、「必要でないもの」も自分自身で見えてくる年齢です。ある程度の選択肢があるように見える商品券などでも、選び方に少し注意が必要そうですね。

普段一緒に生活していないからこそ、孫や甥っ子、姪っ子へのプレゼント選びはよりワクワクするし、一方で難しいものです。

本人が喜ぶという観点はもちろん、親にとって迷惑にならない、気を使わせないという観点も同時に持ってプレゼントを選びたいものですね。

今回紹介した4つのポイントやおすすめプレゼントを参考に、上手にプレゼント選びをすすめてみましょう。

ライター&エディター。マーケティング、広告関係の職種を経て、出産をきっかけにライターに。現在は女性向けや子育て関連等のwebメディアでライター、エディターとして活動し、2歳児のマイペースな息子にのんびり育児を実践中。猫と焼肉とビールをこよなく愛するテンプレート小市民。