最後に、小学生を育てるママが実際に行っている体験談を一つご紹介します。これも参考になりますよ。

回答してくれたのは、オンラインアシスタントサービスを提供するAND ASSIST代表の德丸佳世さん。現在、小学4年生と小学1年生の2人のお子さんを育てています。

德丸佳世さん(德丸)「ゲームや動画に夢中なときには、『おやつ食べよう!』『ダンスしよう!』『料理のお手伝いお願いできる?』など、興味の対象を逸らすと、うまくいくことが多いです。

単刀直入に『やめなさい』と伝えると逆効果になることが多く、うまく意識をゲームや動画から遠ざけるように心がけています。

約束の時間内に切り上げられたときには、大げさに褒めて、『きちんと守れたからまた明日もゲームやろうね』などと、ポジティブな気持ちで終われるように意識しています」

子どもの性格や習慣によっても変わってくるはず。

色々と試してみて、我が子にぴったりの方法を見つけてみてくださいね。

【取材協力】

入江 のぶこさん
子育てアドバイザー・元フジテレビ部長職・東京都議会議員
幼い頃に父親を小型飛行墜落事故で亡くした息子二人を働きながら育てる。ゲーム・アニメ・マンガを見ることを一切制限しなかったが、息子達はそろって東京大学に現役入学した。著書に「自ら学ぶ子どもに育てる」(あさ出版)、「賢い子は料理で育てる」(あさ出版)がある。

田崎 愛香さん
1989年生まれ。福島県出身、千葉県在住。フリーランス保育士。現在はベビーシッター、子育てアドバイザーとして活動中。10年以上の保育経験をもとに確立した考え方「育てない子育て」を実践・提供している。

德丸 佳世さん
オンラインアシスタントサービスを提供するAND ASSIST代表。同社では、OLを卒業後、専業主婦になったママ達が無理なく自分のペースで社会復帰できる職場環境を提供。どんな事情のあるママでも働くことを諦めないをモットーにチーム体制でお客様のご要望にお応えします。

ライター。美容、健康、グルメなど、今ドキ女性が気になる情報をお届けしています。素朴な疑問を調査したり、専門家に聞いたりして、分かりやすく読者に伝えるのがモットー。