(7)焼きあがると徐々に肉が膨らんでくる。爪楊枝を指し、透明な肉汁が出てきたら出来上がり。ハンバーグを皿に移す。
「氷を入れると肉の水分量が増えます。その水分が水蒸気となり、肉を内側から押し上げることで肉が膨らむと考えられます」
氷のおかげなのか、ぺっちゃんこだったタネが、蓋にくっつくぐらい膨れた。
(8)ハンバーグを焼いたフライパンでソースを作る。赤ワインを入れ、アルコールを飛ばす。マスタード、中濃ソース、ケチャップ、醤油を入れ、濃度が出るまで弱火で煮詰める。それぞれの量はお好みで。
ソースをハンバーグにかければ完成。ナイフを入れると、肉汁が流れ出した。
「今回使った肉は、もちろんミート矢澤の肉ではありません(笑)。僕がスーパーで買ってきた100g/300円程度の国産和牛のひき肉です」
けっして高級な肉ではないが、牛脂を1個入れることで、肉汁があふれるハンバーグに変身する。ハンバーグもソースも福島シェフが作ったから旨いのかもしれないが、100g/300円ほどの国産和牛でもいつものハンバーグよりも数段美味しい。
でも、「もっと簡単に美味しいハンバーグが食べたい」という忙しい人には、ミート矢澤謹製の「最高級黒毛和牛100%フレッシュハンバーグ」(1個160g、1,200円+税)もある。
冷凍で届くので、冷蔵庫で解凍するか、流水で解凍したものを上記と同じ方法で焼くだけ。たったそれだけで、ミート矢澤のおいしいハンバーグを、家庭ですぐに食べられる。
ソースもミート矢澤で一番人気のソース付き。これを湯せん後、ハンバーグにかける。あるいは、ハンバーグを焼いたフライパンにソースを入れ、肉汁とからめながら温めたものをかける。焼き方さえ失敗しなければ、肉汁あふれるハンバーグにありつけるはずだ。
「焼くのさえ面倒だ」という人のために、福島シェフが3年の歳月をかけて開発した「黒毛和牛100%グリルドハンバーグ」(1個140g、1,500円+税)がこのほど完成した。焼き上げてから、3日間煮込んだデミグラスソースをからめたレトルトのハンバーグだ。
袋のまま15分湯煎し、鍋から取り出す。1分間休ませ、旨みを肉全体に回したら完成。袋から皿に移した瞬間、自宅がミート矢澤の店内に変身する。3月1日発売。乞うご期待。
最高級黒毛和牛100%フレッシュハンバーグも、黒毛和牛100%グリルドハンバーグも、共に極肉.com(ゴクニクドットコム)で購入できる。また、ミート矢澤の店内でも販売する。この世の幸せを、思う存分自宅で味わってください。
【ミート矢澤】
東京都品川区西五反田2-15-13ニューハイツ西五反田
電03-5436-2914
営業 11時~15時(LO14時)、17時~23時半(LO22時半)
土日祝11時~16時、16時~23時半(LO22時半)
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