聴覚優位(Auditory)タイプ

メールより電話を好む人が多いので、会えない場合は電話をして声を聞かせてあげることで安心感を持ってくれます。対話によるコミュニケーションが少なくなると「愛情が無くなったんだ」と感じてしまう可能性が高いので気をつけましょう。

「好きだよ」「愛してるよ」など、言葉で愛情表現を伝える(伝えられる)のが好きなタイプが多いです。

ライブやコンサート、演劇(演芸)に行く、家で音楽鑑賞をするなどの耳で楽しめるデートを好み、ガヤガヤと騒がしい場所での会話にストレスを感じます。飲食店のデートはできるだけ静かな場所を選んであげましょう。

身体感覚優位(Kinestheic)タイプ

何か伝えたいことがあるときは、早口で矢継ぎ早に話さないように注意。ゆったりした口調で話すことで話を理解しやすく、相手に対して安心感を得られる傾向にあります。

スキンシップを取ることが一番の愛情表現だと思っているタイプなので、相手からのスキンシップがなくなると愛情を感じられず不安になってしまいます。積極的にスキンシップを取るようにしましょう。

デートは、アクティビティをする、散歩する、何かを一緒に作るなどのデートを好む傾向にあります。飲食店のデートは、見栄えより美味しいかどうか(口に合うかどうか)が一番大事なので、そんな趣向を尊重して選びましょう。

コミュニケーションの際は、相手の優位感覚に合わせたコミュニケーションと愛情表現を心がけること。

そして、「私はこうしてくれたら愛情を感じられる」ということを伝えることが大切です。

恋人との感覚の違いを知り、それに対する理解が深まれば、2人の関係性もより楽しく充実したものになっていくのではないでしょうか。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]