ウチキパン

ウチキパン外観

1888年創業の〈ウチキパン〉は、元町の中通り路にあります。

横浜は『○○の発祥の地』と言われるグルメが多い街ですが、実は同店も“食パン発祥の店”です。

どこをとってもおいしそうなパンばかり

食事パン、フランスパン、揚げパン、菓子パン、ケーキなど、常時60種のパンを置いているのですが、なかでも「イングランド」が人気商品。

しっとりもっちりとした普遍的なおいしさが、地元民はもちろん、パン好きからも人気が高いそう。

イングランド

その他、ずらりと並ぶ菓子パンなどは、長年営業しているなかで人気のパンを残してきたので、どれも人気なのだとか。

サンドイッチなど惣菜パンも人気!

ウチキパンはどれを選んでもハズレがなく、価格的にもお財布に優しいので、ついついたくさん買ってしまいそう。

さすがに60種類近くあると目移りしすぎて選ぶのが大変でした(笑)

【ウチキパンで選んだパン】

ウチキパンで買ったパン

・「カレーパン」(200円)
・「ブリーオーシュシュクレ」(200円)
・「バジルチキントマトロール」(240円)
・「マロンブレッド」(490円) ※全て税込

老舗パン店の「カレーパン」の味が気になって購入。少し黄味がかった色合いのパン生地は、外はサックリ、中はふわふわ。

マイルドなフィリングがたっぷり詰まっていました。

「ブリオーシュシュクレ」は、パネトーネの風味がする口溶けのよい欧風菓子パン。優しい甘みで飽きの来ないおいしさ。

「バジルチキントマトロール」は、バジルの香りがするオリジナルのクリームがおいしさの秘訣。

お昼やおやつに食べたい味。

栗が入ったマロンブレッド

「マロンブレッド」は、栗とチョコレートが練り込まれていて、どこから食べても栗とチョコレートの味わいが楽しめました。トーストして食べるのがおすすめ!

ウチキパン

神奈川県横浜市中区元町1丁目50
■9:00〜19:00
■月休(月曜日が祝日の場合は火曜)

マリンベーカリー

マリンベーカリーの外観

新山下に2019年にオープンした〈マリンベーカリー〉は、マリンタワーや山下公園からも程近い場所にあります。

できる限り無添加素材を使用し、食材はもちろん製法や機材にもこだわっています。

マリンベーカリーの店内

多くのパンにルヴァン(発酵種)を使用。クロワッサンやエッグタルトなど、多くのパンに発酵バターをふんだんに使い、リッチな香りと味わいが楽しめます。

M・パン・オ・ショコラ、クロワッサン・オランジュ

パンはもちろんなのですが、一番人気なのは「横濱エッグタルト」。

横濱エッグタルトやマロンパイなど

「横濱エッグタルト キャラメルポワール」や「横濱エッグタルト ショコラ」など、いろいろ選べるのも嬉しい。平日200個、土日は〜400〜500個売れることもあるそう。

【マリンベーカリーで選んだパン】

マリンベーカリーのパン

・「横濱エッグタルト(ショコラ)」(290円)、「クイニーアマン」(150円)、「横濱エッグタルト(プレーン)」(210円)
・「バジルポテトのタルティーヌ」(380円)
・「M・フロマージュ」(230円)

※2023年3月現在の価格。テイクアウトとイートインは消費税が変わります。

やっぱり1番人気だということで、エッグタルトを選びました。

もともと大好物なんですが、久しぶりに本当においしいエッグタルトに出会えた!と興奮するほど好みの味。クイニーアマンもゴマたっぷりでサクサク! ゴマの香ばしさが、横浜っぽくて美味しい。

M・フロマージュ

そして、タルティーヌとM・フロマージュは、ワインととてもよく合う! 赤でも白でもどちらでも合うのでぜひお試しあれ!

マリンベーカリー

神奈川県横浜市中区新山下1-2-1
■10:00〜19:00
■月火休(祝日の場合翌日休)

横浜のパン巡りで出会ったパンたちを並べて、お家で食べ比べするのも◎。美味しいコーヒーやスープなどを添えて至福のひと時を楽しんでみては?

 フリーライター(たまにイラストレーター)として、雑誌やWebで執筆。現在はグルメ・旅の撮影や執筆、取材を中心にお仕事をしています。元飲食店オーナーだったこともあり、調理経験を生かして料理レシピやフードコーディネートも行っています。ブログ:『牡丹餅あんこのpoco a poco』