どのヒーローも、一筋縄ではいかない面倒な奴ら
そしてヒーローたちの掛け合いが面白い。
どのヒーローも、それぞれ”人生くらっていて”一筋縄ではいかない面倒な奴ら。
これを一番、他人とのコミュニケーションが下手そうなバットマンがまとめなきゃならない、というおかしさ。
もしあなたが濃すぎる連中ばかりの社内横断プロジェクト・チームとか任されたら、このバットマンの大変さがよくわかります。
でもこの映画は、燃えるドラマの鉄板的展開。様々なプロセスを経てヒーローたちが団結していく姿に胸が熱くなるでしょう。
ちょっとマニアックな話をすると本作は『マン・オブ・スティール』『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』を手掛けたザック・スナイダー監督で進められていましたが、映画の完成間際にザックが降板。
『アベンジャーズ』『アベンジャーズ:エイジ オブ ウルトロン』を手掛けたジョシュ・ウェドンが後を引き継ぐ、という異例の展開を見せました。
エンド・クレジットのおまけシーンは絶対見逃すな
ヒーロー映画の2大巨匠のコラボとなり、ファンとしてはどこがザック・スナイダー色が強くで、どこがジョシュ・ウェドンの手によるものか想像しながら見る楽しみもあります。
例えばエンド・クレジットのおまけシーンについたスーパーマンとフラッシュのエピソードは、原作コミックにも似たような話があって、ここはコミック好きのジョシュ・ウェドンが撮ったのだと思います。
またザック・スナイダーは、もともと復活したスーパーマンがダークサイドに染まり他のヒーローたちと戦う、つまり『ジャスティス・リーグ』のメイン・ヴィランは”悪のスーパーマン”というアイデアに重きをおいていたそうです。
そういう視点で見ると、復活したスーパーマンがヒーローたちと対峙するシーンは『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』で怪物ドゥームズデイがスーパーマンと対決するシーンをなぞっていることがわかります。
つまりスーパーマンが怪物になったことを意図していたのです。
ここに登場したヒーローたちは、この先ソロ映画デビューが予定
気軽に楽しんでもマニアックに見てもOKです。
またここに登場したヒーローたちは、この先ソロ映画デビューが予定されているので、これから応援したいお気に入りヒーローをぜひ見つけてください!