日焼け後のインナーケアには漢方もおすすめ
「トマトジュースを毎日飲むのはちょっと大変……」「日焼け後のケアで、もっとできることはないの?」
このような人には、日焼け後の肌に自然由来の生薬が優しく働きかける漢方薬がおすすめです。漢方薬は、心とからだのバランスを整えて、日焼けでダメージを受けた肌を健康な肌へと導きます。
日焼け後のインナーケアには
- 血流をよくして肌に栄養をいきわたらせる
- 肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する
- 水分の循環をよくして肌に潤いを与える
- 肌のかゆみや炎症を和らげる
といった働きを持つ漢方薬から選び、根本改善へとアプローチします。
漢方薬は、毎日決まった時間に1包ずつ飲むだけなので、続けやすいのが魅力です。また、日焼け前の状態に戻すだけでなく、より健康で美しい肌も目指せます。
日焼け後のインナーケアにおすすめの漢方薬
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
比較的体力があり、のぼせや足冷えがある人に向いています。肌に栄養を与え、シミ、にきびなどに効果があります。
・温清飲(うんせいいん)
皮膚の色つやが悪く、のぼせる人に向いています。肌に栄養を与えて炎症をしずめ、皮膚のかゆみや湿疹に効果があります。
漢方薬を選ぶ際にもっとも大切なのは、ご自身の症状や体質にあっているかどうかです。不適切な漢方薬を選ぶと、効果が十分に感じられないだけでなく、場合によっては副作用を引き起こすこともあります。漢方薬を購入する際は、漢方薬の専門家である医師や薬剤師に相談しましょう。
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早めのケアで、日焼け後の肌トラブルやシミを防ごう!
今回ご紹介した応急処置とインナーケアで、日焼け後の肌トラブルやシミを防ぎましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方 ライター:円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。