親しくなって最初のうちは、いろんな話ができて楽しいし「信頼できる」と思っていたけれど、時間が経つとおかしな関わり方が目立ってきて息苦しくなる。
気がつけばLINEのメッセージすら返信が苦痛になって距離を置きたくなる人がいますが、ストレスの原因には「一方的に相手をさせられる」点があります。
手にする人間関係に正しい情愛を持っていれば、他人を利用する意識は生まれません。
こんな人にはどんな特徴があるのでしょうか。
最初は楽しかったのに…しんどくなるのはなぜ?
何気ないことでも気軽に電話で話せたり、つらいときに親身に思いを聞いてくれたり、友人の存在はかけがえのないものですね。
先輩や後輩、ママ友と呼べる人など、自分が身を置く人間関係にはいろいろなつながり方があります。
その人を「好きだ」「一緒にいて安らぐ」「楽しい」と思うからこそ、接するときは心を開いてあたたかい言葉をかけ、相手からも親愛のこもった一言をもらえたらうれしくなります。
それが自分と関わる人に向ける情であり、居心地のいい関係をずっと保つのが理想です。
最初はそんな気持ちも確かにあったのに、付き合いが続くうちになぜか「しんどいな」とネガティブな感情が浮かんできたり、関わり方に拒否感を覚えてしまったり、距離を置きたいと思うような人が出てくることもあります。
一度感じた「嫌だな」という気持ちは、それを払拭する何かがない限りその芽は育つ一方で、いつの間にかLINEの通知を見ただけでうんざり、なんて人もいるでしょう。
楽しくお付き合いができていたはずがなぜそうなったのか、関係を大切にしたいと思えなくなった理由は何なのか、筆者が見聞きする範囲では多くが「距離感のおかしさ」にあると感じます。
自分が思うストレスのない連絡の頻度、また出来事に対する反応の仕方などで相手との違いばかり大きくなると、関わっていくこと自体が苦痛になるのです。
その結果拒絶する機会が増えて嫌なしこりを残したまま疎遠になるなんて、できれば避けたいですよね。
それでも、人間関係は自分の努力だけではどうにもならないのが現実で、いくら自分が誠実に応じていても相手がそうでなければ、やはり気持ちのいいお付き合いはできません。
どれだけ仲良くなってもいずれ縁が切れてしまう人には、どんな特徴があるのでしょうか。