2: 話題が常に他人のこと

他人のことが気になるのは誰にでもありますが、持ち出す内容が毎回自分たち以外の誰かのこと、「◯◯さんって彼氏と別れたのだって」「また◯◯さんがこんなことをしたらしいよ」など、噂話ばかりしたがる人は、欲求不満を抱えていると感じます。

他人にばかり関心を向けては情報を集め、それをほかの人と共有したがるのは、そうすることで自分から目をそらし、イライラやモヤモヤを昇華させたいからです。

心が落ち着いており余裕があれば、他人の状態を気にするより自分と向き合うことを大切にし、また目の前の人に集中してお互いの話ができるはず。

気がつけば他人の噂話ばかり聞かされては、その人の一方的な見解を「そう思わない?」と承認を求められるような会話は、楽しくないですよね。

自分の話をしていても、いつの間にか別の誰かの名前が出てきて内容の核がずれていくような人も、自信がなく意識を他人に向けることで現実から逃げたいのでは、と感じます。

噂話が好きな人は、必ず「その自分」を誰かに知ってもらいたい、掴んだ他人の情報を誰かと共有して楽しみたい勝手な欲を持っているため、ターゲットにされるといつまでも相手をさせられます。

問題は、たとえこちらが聞いているだけでも話されたことについて「知っている人」になってしまうことで、それだけで新しいトラブルが起こることもあります。

話題が常に他人のことばかりの人は、聞いてしまうのではなく「今は忙しいから」と会話を切り上げるのが、「仲間」にされないためのやり方です。