距離感は自分でコントロールしていく
毎日足を向ける職場や、趣味で参加している集まりにサークルなど、人とのつながりはいろいろなところで生まれます。
仲良くなれば個人的なお付き合いが始まり楽しい時間を過ごしたいと思いますが、関係が続く人には、「自分が無理をしなくてもいい」という特徴があります。
その場そのときでは親密度が深まり強い情を覚える相手でも、その後の関わり方でこちらに負担の多い場面が続けば、やはり楽しいと感じる部分は減り距離を置きたくなります。
ストレスやプレッシャーは人間関係で一番つらいもの。それは自分が無理をしないといけないからです。
片方がネガティブな思いを持てば、やはり関係のバランスは崩れて一方的に時間を奪われるような機会が増えていきます。それが嫌になり衝突が起こると、落ち込みますよね。
振り回されるのを避けるためには、関係を相手任せにするのではなく自分で距離感をコントロールする意思が大切です。
付き合えないときは断る、嫌なことは「難しい」と伝える、自分の気持ちはその都度きちんと見せていくことが、踏み込まれすぎない境界線。
自分の気持ちに従わない、応えないことで不機嫌になるような人とは、同じ目線での会話は叶いません。
等しく存在は対等であり、大切に思うからこそ自分のスタンスを示していくのが、無理なく関係を続けていくコツではないでしょうか。
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最初は仲がよかったのにいずれ縁が切れてしまうような人は、どうしてもいます。
深く関わってみないと見えてこないお互いの長所や短所もあり、そこが合わなければ無理のある関係は続きません。
忘れてはいけないのは、関係は片方の満足のためにあるのではなく、お互いに気持ちよく過ごせるのが正解だということです。
合わないなと思ったら自分から距離感をコントロールしていく姿勢で、ストレスを避けましょう。