尊敬しているキャラクターは? もちろんスパイダーマン! 

©︎Marvel Studio 2018

トムにとって、ピーターの師匠的な存在であるトニー・スタークを演じているロバート・ダウニー・Jrとはどういう関係ですか? という質問に対し、

トム「彼は本当にアイアンマンなんだ。

素晴らしい体験をさせてもらってるよ。

毎日実際に現場で仕事をするときに、朝、顔を合わせてリハーサルをして、彼と意見交換をするんだけど、彼は自分自身のエゴが本当にないんだ。

強く主張しないし、仕事熱心で礼儀正しくて、まさに真のプロって感じ。

彼と仕事をすることは僕にとって夢のようなことなんだよ。

緊張感もあるんだけど、彼は本当に才能がある人で、アドリブとかもすごい。

ただぼーっとしてると、彼がいろんな事を投げかけてくるから、ちゃんと受け止めることができないと愚かに見えちゃうので、ちゃんと集中して仕事に挑んでいるよ」

と言い終えたあと、

「答えが長くてごめんね」と、観客、そして通訳の方に気を使っていて、本当にいい子だなと思いました。

ロバート・ダウニー・Jrはトムにとってお兄さんですか? お父さんですか? との質問には、

「おそらく彼の希望としてはお兄さんなんじゃないかな」

と言ってニコニコして、そのあと隣のルッツ監督が小声でトムに「おじいちゃんじゃない? 」と言った時、しーっと人差し指を口に当てている姿がハイパーキュートでした。

監督とトムに対し、「尊敬しているキャラクターはいますか?」という質問には、

トム「スパイダーマンだよ! 彼のすごいところは、自分がスパイダーマンであることを秘密にしているところ。

僕があんなスーパーパワーを手に入れたらその日のうちにインスタグラムにアップするよ! 

でも彼は、スーパーパワーを秘密にしている。

それはすごく名誉ある、高尚なこと。

しかも彼はスーパーパワーを人を守るため、良いことのために使っている。

他の人がなかなかしないようなことをする、最高のキャラクターだよ!」

ルッツ監督「もちろんキャプテンアメリカだよ。マーベルの世界にはじめて入ったのが『キャプテン・アメリカ』の映画だったから、思い入れが強いんだ。

キャップはスパイダーマンと同じように高潔で、正義感溢れる素晴らしいキャラクターであるし、ヒーローになるまでの道のりも他のキャラクターと違う。

最初から超人的な力があったわけではなく、正義感で、世のためになりたいという一心で、超人的なヒーローの生まれ変わる、そう言った意味で見習うべきキャラクターだと思うよ」

困難なことに直面した時、大切にしていることはなんですか? との質問に、

トム「実際になにかに直面して、成功するのか失敗するのかはさておき、挑戦することが必要だと思っているんだ。

そういう姿勢でいることを両親から教わったんだよ。

どんな障害でもハードルがあっても、とにかく自分の最善を尽くし、努力をすること。

ハードルを上から行くのか下からくぐるのか、どう回って行こうと、最善を尽くすことが大切だと思っているよ」

と、トム自身が心がけていることを教えてくれました。

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