主題歌「HIDEOUT」について思うこと

――回を重ねるごとに大きくなっていくかもしれないですね(笑)。

そして、今作ではJO1が主題歌を担当。自分たちが出演している映画の主題歌を歌うこと、楽曲「HIDEOUT」について教えてください。

與那城:最初に「HIDEOUT」のデモを聴いた時、この曲がどのシーンで流れるんだ!?みたいになったんですよ。

デモに入っていた歌声が女性の方だったので、どういう感じになるのか想像がつかなくて……。

でも実際に映像で歌が流れるところを観たら、ドンピシャでした!

大平:この楽曲でよかったなって思ったよね。

なんか、映画のイメージ的にはもっと激しめっていうか、いかつくてカッコいい感じの曲なのかと思ったら、ちょっとオシャレで。

與那城:そのオシャレさがめっちゃ合ってる。

大平:ほのぼのするっていうか。戦いが終わった感じがして、この映画を締めくくるのにピッタリだなって思いました。

――金城さんは主題歌についてどんな印象を持っていますか?

金城:「HIDEOUT」のレコーディングは映画のクランクアップ後に行われたんです。

なので、僕たち3人はシーンとかストーリーを想像しながら歌うことができましたし、そのぶん思い入れも強いものに仕上がりました。

『OUT』11月17日(金)全国劇場公開 配給:KADOKAWA ©2023『OUT』 製作委員会

――今作で描かれるテーマの一つに“仲間”があります。自分にとって“仲間”はどういう存在ですか?

與那城:パッと思い浮かぶ存在と言えば、やっぱりJO1のメンバーになりますね。

家族みたいな存在ですし、JO1として活動していく上で必要不可欠ですし。僕たちがいるのは応援してくださるJAM(JO1のファンの呼称)のみなさんのおかげなので、その恩返しをするための仲間でもあります。

大平:僕もメンバーとJAM、そして僕たちを支えてくださっているスタッフさんたちですね。

大変なことがあってもお互い支え合って生きているので、誰が欠けてもいけない、自分にとってはみんな必要な存在です。

金城:もちろんメンバーもすごく大切な仲間なんですけど、同じ夢や目標を持っている者同士も仲間っていうか。

それこそ、今回の映画のキャストやスタッフのみなさんも、実際に会って話したり、撮影したりするのは数日の話だったりするんですが、いい作品を作りたい、エンターテインメントをより良くしたいっていうような目標や夢を持っている者同士だったので。

そういう意味では、同じ業界にいる人だけじゃなく、夢を持っている人みんなが仲間だと僕は思っています。