おにぎりブームを支える「従来型」「創作系」いずれも美味!

ここまで4つのおにぎり専門店の味を食べ比べしましたが、まず「おにぎり ぼんご」「おにぎり まんま」の人気の理由におおいに納得しました。

日本人が食べ慣れたおにぎりを、どこまでも繊細に仕上げる一方、ダイナミックな物量感で食べ応えも実現させている点、本当に素晴らしいと思いました。

ちなみに、どちらのお店も店頭でいただく場合は、相当な並びを覚悟しなければいけませんが、事前予約であれば、並びなしでテイクアウトできます。ぜひ利用してみてくださいね。

また、「おむすび屋 こめり」の絶妙のにぎり具合と繊細な味付けも好感を抱きましたし「TARO TOKYO ONIGIRI」のビジュアル・味・コストパフォーマンスの良さと独創性にも感激。

進化と古典的おにぎりの良さを同時に味わえる新体験でした。

どのおにぎりもハイレベルな美味しさでしたが、ここまで読んでくださったあなたはどの専門店が気になりましたでしょうか。

ぜひ、お好みのおにぎりを探してみてくださいね。

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。