【4】焼く

◆オーブンの場合:オーブンを200度で予熱しておきます。

天板にピザ生地をのせ、ケチャップを塗り、ウインナー、チーズをのせます。
ここは、極力自由にさせてあげたいところです。

それから、200度のオーブンで約15分焼きます。皮がパリッとなるまで、焼き時間は様子を見ながら調整してください。

 

◆フライパンで焼く場合:鉄製のフライパンを火にかけ、十分に熱してから生地を入れます。

火は弱火で、油は入れなくて大丈夫。火が強過ぎると、焦げてしまいますので注意してください。マズイ、と思った時は迷わず火を止めましょう。

※フッ素樹脂加工のフライパンの場合は、油を薄く塗ってから加熱してください。

 

2分程焼いたら裏返し、ケチャップを適量のせます。
大人用には、お好みでタバスコ類を数滴垂らし、スプーンなどで全体に伸ばします。

ケチャップが多いと甘く、水っぽくなりますので、程々がベターです。

 

生地の上にウインナー、チーズをのせ、蓋をします。

チーズが全体にトロリとなったら蓋をとり、裏面に程よい焦げ目がつき、皮がパリッとするまで焼きます。

 

完成です。黒コショウやタバスコなどをふりかけて、お好みで。

 

 

こちらは、タバスコを混ぜたケチャップ、チーズの上に黒コショウ、バジル(乾燥)をのせた大人用バージョン。

何ものせない分、皮のパリパリ感が増して美味しいです。ちなみに息子は、こちらを気に入りました。
 

 

【5】応用編

「ケチャップだけで作ると、結構甘いな」と感じた方は、レシピサイトなどを参考に、ピザソースを手作りしてみるのもオススメです。
また、ピザに具材をのせてから焼くのではなく、味付けした具材をテーブルに数種類用意し、自由にトッピングしながら食べれば、「この具とこの具は合うね」「具をのせすぎると食べづらいね」、などと会話も弾みそうです。

そして将来的には、「じゃあ、僕がサラダを作るね」「お母さんのためにスープを作ってあげる」……。楽しい経験を通して、お子様が食に関して積極的なタイプに成長してくれることを、ひそかに期待しましょう。

ライター/女子栄養大学 食生活指導士1級。学生時代からさまざまな体調不良に悩まされたこともあり、健康的な生活習慣について学び始める。現在は専門家を中心に取材活動を行い、おもに食、健康、美容、子育てをテーマにした記事を発信。乗りもの好きな1男の母でもある。