1.「どうせ私なんて」とすねる

「会社で後輩の女の子を好きになったのですが、会話していると『どうせ私なんてダメですよね』って卑下するのがつらくて諦めました。本人は謙虚なつもりかもしれないけれど、すぐに『どうせ』って言う人は責任感がないように見えて苦手ですね」(25歳/デザイナー)

「女性で何かあると『どうせ私なんて』とかすねてみせる人っているけど、こっちのフォロー待ちなことが伝わると好意が萎えます。何ていうか構ってちゃんぽくって、こっちに気があるなら普通に会話してくれるのが一番うれしいですね」(30歳/企画)

謙虚さや控えめな自分を伝えるつもりで「どうせ」という言葉を使うのは、聞かされる男性にとっては「フォローしなくては」と思わされるのがうれしくないポイント。

すねる、卑下する姿は「根が暗そう」と感じる男性もいて、いわゆる「構ってちゃん」に見えるという声もありました。

自分に気があるからそんな態度をとるとわかっていても、一番うれしいのはやはり「普通に会話が盛り上がる」こと。

男性の反応を期待してすねるのではなくスムーズな会話を心がけるのが、好意を育てる愛情表現といえますね。

2.「考えたらわかるでしょ」とごまかす

「元カノですが、俺から告白したときに返事があいまいで、でもふたりきりのデートもしてくれるから『俺のこと好きなの?』と聞いたら『考えたらわかるじゃん』と呆れたように返されてカチンときました。何で素直に好きって言えないの?」(31歳/営業)

「女友達を好きになり向こうもその気があるかなって思うのですが、あれこれと世話を焼いてくれるから『何で?』と聞いたら『考えたらわかるでしょ』と言われて、こっちに答えさせようとするのがちょっと面倒くさかったですね」(28歳/配送)

男性でも答えをぼかすように「考えたらわかるでしょ」と口にする人はいますが、本音を伝えることを避ける姿は前向きとは決していえません。

素直さを感じられない言葉は、たとえ自分に好意があるとわかっていても「面倒くさい」「責任感がない」と受け取る男性もいます。

照れや恥ずかしさなどで本心を言えないとしても、男性側に答えを言わせるような愛情表現は負担となるので気をつけたいですね。

自分の振る舞いに責任を持つ姿勢が、男性の心を開きます。

「あなたが好きだから」とストレートに言えることが、男性側からも積極的な愛情表現を引き出すと心得ましょう。