3. 過剰な「特別扱い」

「僕のことを好きになってくれた女性がいたのですが、ほかのみんなもいる前であからさまに世話を焼いてくるというか、『好きだからこうしたいの』と言いながら差し入れやプレゼントやら持ってきて、気持ちはうれしいけれど困りました。周りのひんしゅくを買っていたし、もう少し控えてほしかったです」(24歳/接客業)

「女友達で、ほかの人より明らかに俺を大事にしてくれるのですが、バレンタインに高いブランドの財布を贈られたときは正直に言えば引きました。付き合う前の段階でここまでされるとプレッシャーを感じます……」(33歳/総務)

好きな人を特別扱いするのはある意味当然ではありますが、気をつけたいのは男性側がそれを歓迎しているかどうかです。

「特別扱いされたらうれしいはず」と思う気持ちはわかりますが、たとえばほかの友人たちもいる前であからさまに態度を変えて接してくるような女性は、人の輪を乱すと思われたら敬遠されることも。

大切にしてもらえるのはうれしいけれど、場と状況を考えない特別扱いはあまり歓迎できないのが男性の本音です。

特別感を伝えるのであれば、ふたりきりのときなど男性が自分に集中できるシチュエーションを想像しましょう。

4. 人前で平気でベタベタする

「友人の話だけど、俺やほかの人がいる前でも平気で体をくっつけてくる女性がいて困っていました。仲が良さそうには見えるけど、俺が『セクハラっぽいね』と言ったら『だから、そう見られるからイヤなんだよ』とため息をついていましたね」(25歳/セールス)

「人前でベタベタする女性が苦手です。彼女ならまだ距離が近いのはわかるけど、そんな関係じゃないのに不用意に近づかれると、どう対応していいかわかりません。こっちは男だから女性の体に触るのはすごく気を使うし、好意があるならそういうのも考えてもらえたらうれしいですね」(36歳/インストラクター)

女性にとっては好意を伝えるスキンシップのつもりでも、過度に体の距離が近くなる愛情表現は男性にはかえって苦痛になるときもあります。

特にほかの人がいる場などセクシャルハラスメントととられることを嫌う男性は多く、好意があっても「接触を避けることも考える」と話す男性もいます。

別の意見では「親密さを人前でアピールされるようで苦手」「自分まで軽い人間と思われそうでイヤ」というものもあり、好意とは関係のない部分で損をするのはもったいないですね。

スキンシップを歓迎されていないと思ったら、すぐにやめるのが肝心。

人がいるところでは距離をとるけれどふたりきりのときは少しくっつくなど、メリハリをつけた接し方が男性の恋心を刺激するコツです。