自治体の課題解決に向けた取り組み





北海道上川町(町長:西木光英)とミズノ(代表取締役社長:水野明人)は、2026年ダカールユースオリンピックの公式種目にも採用された「Baseball5(ベースボールファイブ)」※1の大会を12月15日に上川町総合体育館で開催します。
初開催となる今回はミズノの協力のもと、球速やスイングスピードの測定といった野球選手向けのコンテンツから、シニアの健康に向けた歩行計測など、老若男女で楽しめるコンテンツを用意します。

※1 必要な用具はボールだけ。5人制、5イニングからなる野球・ソフトボールの新しいストリート競技。新たなアーバンスポーツとして急速に世界へ普及中


          上川町内で開催されたBaseball5体験会の様子



            当日開催される各種コンテンツのイメージ


開催の背景
■子どもたちが「選択肢を持てない」状況を変えたい
北海道上川町は中学校の野球部が廃部になるなど、少子高齢化の影響もあり、チームスポーツを経験する機会が圧倒的に減っています。このような「やりたくてもできない」状態を少しでも減らし「やりたいことを自由に選べる」状態を創出することを目的に今回の大会を開催することになりました。

■世代間・地域間の交流機会を増やしたい
人生の選択肢を増やす上で、人とのつながりは非常に重要だと考えています。そこで本大会は世代混合チームや、上川町以外の地域からの参加も呼びかけます。このことを通じて、新たなつながりを創出していくことを目指します。

■冬も野球の活動機会を増やしたい
北海道は地域特性上、冬の野球活動が難しく、年間通じての活動期間の短さという課題がありました。一方でBaseball5は実施場所を問わないため、冬季でも活動できることから、本大会を通じて冬季の野球活動における新たなスタンダードとなることを目指します。

以上3点を通じて、上川町および近隣エリアを盛り上げ、より楽しい暮らしを実現すべく、本大会を開催することに至りました。


大会名称
■Big Snow Cup(ビッグ スノー カップ)
北海道中央部には旭岳などの山々からなる巨大な山塊「大雪山」があり、多くの自治体が隣接しています。もちろん、北海道上川町もその自治体の1つです。今回の大会を通じて地域間の交流機会を増やしたいという思いから、多くの北海道民がゆかりのある「大雪山」を由来とし、「Big Snow Cup」と名付けました。


         ロゴは「Big Snow Cup」「Baseball5」の頭文字の「B」とし、
        「B」の中は上川町の町章でもある大雪山をモチーフとしています


大会概要



参加チーム募集
公式HPで募集中です

▼公式HPはこちら
URL:https://bigsnowcup.sfsite.me/


運営コメント
■上川町 <町長 西木光英>
上川町は、わずか人口3000人余り、課題先進地とも呼ばれる北海道のなかでもとりわけ人口規模の小さなまちであります。しかしながら、町の価値は人口という数字ではなく、日々の生活の楽しさや豊かさだと考えております。子どもから大人まで楽しめるスポーツということを軸に今回ミズノ株式会社様と一緒にBaseball5という新しいスポーツの大会を開催できること大変光栄に思います。
スポーツをきっかけに子ども一人ひとりが夢や希望を持ち、自分の町に誇りを感じられ町づくりを目指してまいりたいと思います。

■ミズノ株式会社 <執行役員 長沼秀一>
子どもの運動機会の減少、世代間交流の不足などは日本社会全体の課題です。それらを解決しようという今大会の趣旨に賛同し、ミズノとして初めてのBaseball5の取り組みを上川町様と共催できることをうれしく思います。大会当日はBaseball5の試合以外にも年齢・性別問わず楽しめるコンテンツを準備していますので、会場に足を運んでいただけると幸いです。
スポーツには、心身の健康の維持だけではなく、地域や世代を超えたコミュニケーションを生み出し、人や地域の可能性を引き出す大きな力があると信じています。ミズノは「モノ」だけではなく運動をする「場」やプログラムなどの「コト」を提供し続けることで、さまざまな地域でスポーツをする機会を創出し、社会課題の解決、サステナブルな社会の実現を目指します。


(お客様のお問合せ先)
ミズノお客様相談センター      TEL:0120-320-799
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