3.相手の要求を受け入れないと不機嫌になる

デートDVをする側の特徴に必ずあるのが、「要求を断ると不機嫌になる」点です。

行きたい場所を嫌がる、デート代を払うことを拒む、性行為を拒否するなど、自分の要求を受け入れないこちらを見たときに、「さっさとしろよ」などの暴言を吐いたり怒りをあらわにして物に当たったりするような姿に、愛情があると思えるでしょうか。

デートDVをする側は、こちらの忍耐まで「自分のことが好きなら当然」と思っています。

本当に愛情があれば、こちらが嫌がった時点でやめるはず。

自分の欲を叶えることしか頭にないのだなとわかったときは、すぐに距離を取って離れましょう。

4.自分は負担を避ける

食事代やホテル代など、支払いの場面になると「銀行に行くのを忘れていた」と言って財布を出さなかったり、ドライブでも「君が運転して」とハンドルを任せきりだったり、自分は負担を避けるのがデートDVをする側にはよく見られます。

それは自分が労を負うことを「もったいない」と思っているからに他ならず、こちらが大変な思いをするのを愛情の照明だと勝手に思い込むのもよくある話です。

おうちデートでも、食事の支度や掃除などを彼女にやらせて自分はごろごろしているような在り方も、モラルハラスメントと等しいといえます。

「好きならやってくれるよね」とこちらの負担を正当化する言葉が出てきたら、都合よく扱われていると考えましょう。

愛情で結ばれているはずの相手に対して、自分は楽をしようと何でもやらせるのが正しいとは決していえません。