「自分らしくいられる」ことが幸せな恋愛
相手のことを好きだと思えば、ストレスを感じる瞬間があっても耐えようとするのは、自然なことだと思います。
抵抗して不機嫌になる相手を想像すれば、「私さえ我慢すれば」と思い込むのは、すでに支配が進んでいる状態です。
本来、恋愛関係は対等であり、片方の我慢や忍耐がないと維持できないのは異常であることを、忘れてはいけません。
もちろんすれ違いや感情の摩擦はありますが、それを一緒に乗り越えていくのが愛情で結ばれた関係のはずです。
違いや差をお互いに歩み寄って解決していく、互いに「自分らしくいられる」ことが居心地のいい距離感。
なぜかいつも自分ばかり負担を強いられてつらい思いをするような関係からは、みずから撤退するのが最善です。
自分を守れるのは、最後は自分しかいません。
相手のことがどれだけ好きであっても、それ以上に大切にしたいのは自分であることを、常に意識したいですね。
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デートDVは、される側は好意や愛情を理由に負担を押し付けられることが多く、また抵抗すれば必ず喧嘩に発展するなど、一緒にいてもつまずくのが特徴です。
「従うのが愛情」ではなく、「きちんと気持ちを話し合える」のが対等な関係。
無理をしてまでつながりを維持するより、自分の心と体を守る選択が、傷つけられないためには大切です。
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