マイホーム購入に対する「不安」の声とは?
一方でこんな質問が行われました。「マイホームを購入する場合、不安に感じる要素はありますか?」の問いに、79.2%が「ある」と回答。
内訳として「今の年収で購入できるのかどうか」(57.3%)「ローンが払いきれるのかどうか」(51.8%)「貯金がなくならないか」(42.2%)と、お金に対しての不安が上位に挙がりました。
不動産購入はしたいけれど、費用面の知識が不十分なため、購入に踏み切れていない方も多いのかもしれません。
単身女性がマンション購入をする上で、希望のマイホーム購入に必要な収入目安や住宅ローンの試算など、費用面の不安に寄り添ってくれるような不動産業者選びも大切なポイントのひとつです。
徐々に高まるリノベーション物件需要とは?
最後に、住宅購入を視野に入れている女性に対して「マイホーム購入の際に重視するポイント」と、「購入したい住居の種別」を聞きました。
重視するポイントとしては「立地(交通アクセス・商業施設の有無・自然災害リスクなど)」(84.1%)「周辺環境(近隣住民の雰囲気・治安など)」(76.2%)「価格」(74.9%)が上位3位に挙がっています。
また住宅の種別は「新築マンション」(56.4%)「新築(注文)一戸建て」(47.1%)とやはり新築が人気なものの、「リノベーション物件(オーダーリノベマンション・リノベ済みマンション・中古一戸建て)」(45.8%)と、半数近くの方がリノベーション物件も視野に入れていることがわかります。
リノベーション物件であれば、新築よりも価格を抑えられる上、周辺環境・雰囲気もわかりやすいというメリットがあり、徐々に需要が高まっているそうです。
実際リノベーション物件を視野に入れている方からは「中古で安い分、自分の好みに合わせられる」「新築より安く、住みたい家に住める」など、自分好みに間取りや内装デザインを変えられるといった点に魅力を感じている声も上がりました。
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単身、既婚に限らず、今やマイホームを検討する時代。ただ、やはり金銭面の不安や今後のライフステージの変化への懸念から、マイホーム購入に踏み切れない単身女性も多いようです。
また、マイホームには憧れるけど「買った方がいいのかわからない」という女性も多そうですよね。
まず何よりも「知ること」が大切。不動産購入が少しでも気になるという方は、ぜひ周りの方のお話を聞いたり、女性向けのセミナーへ参加してみたりして、よりよい決断をしてみてください。
「単身女性の住宅購入に関する調査」
調査期間:2024年7月17日~7月23日
調査対象:年収300万円以上で、東京、神奈川、大阪、兵庫、京都に住む20~40代の女性 500名
調査方法:インターネット調査
調査主体:グローバルベイス