東京23区の新築マンション平均価格が1億円を超えるなど、上昇傾向が続く日本の不動産価格。一方、資産運用の側面から注目されている不動産購入ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は関東・関西の都市部でリノベーションマンションを提供するグローバルベイス株式会社が行った、単身女性500名に対するアンケート調査をご紹介します。
対象となったのは、年収300万円以上の、東京、神奈川、大阪、兵庫、京都の都市部に住む20～40代の単身女性。都会に住む女性たちの本音をアンケートから紐解きます。
将来マイホームを購入したい人は約半数！
はじめに、500名の女性に対して「あなたは将来マイホームを購入したいと思いますか？」という質問を行ったところ、「そう思う」が45.4％、「そう思わない」が54.6％と、約半数が「購入したい」と回答しました。
「そう思う」と答えた227名に「結婚する・しないに関わらずマイホームが欲しいですか？」と尋ねたところ、73.6％が「そう思う」と答えており、結婚の有無にかかわらず住宅購入を考えている女性が多いことがわかります。
さらに「結婚するかどうかわからないからこそマイホームが欲しいですか？」の問いに、「そう思う」が55.9％となるなど、より柔軟な考え方の女性が増えていそうです。
過去には単身女性では住宅ローンを組みにくい状況がありましたが、現在は単身女性でも組めるプランが多くの銀行から発表されており、不動産購入へのハードルが大きく下がっているのではないかと調査内では分析されています。
マイホームを購入したい理由は「将来への不安」から
マイホームを購入したい方にその理由を聞いたところ、以下のような回答が挙がっています。
将来への不安のため 60.4％
マイホームが夢であるため 33.0％
資産形成のため 20.3％
自分で自由に改装したいため 17.2％
資産運用・投資のため 11.5％
「将来への不安のため」がほかに差をつけ1位となった本質問。また、マイホームを購入したい方に「将来に対して不安を持っているか」と尋ねたところ、9割以上が「はい」と回答。先々の状況が分からない昨今だからこそ、不動産資産を持っておきたいという人が多いと推察されます。
