2.「女性らしさ」が昔の感覚のまま

「女性らしさ」は、若い頃なら「可愛らしいメイク」「スカートスタイル」「大人しい」など、男性が気に入りそうな状態を考えることが多かったかもしれません。

40代になっても当然自分を「良く見せる」意識は大切ですが、一方で30代の頃のような「男性ウケ」を引きずってばかりだと、かえって心の幼稚さが目立つときもあります。

露出したファッションや気合の入りすぎたメイクなどが、40代の「今の自分」に本当に似合うのかどうか、客観的に見る意識が重要です。

ふんわりしたスカートだってもちろん可愛らしいけれど、「今は」きりっとしたパンツスタイルのほうが似合うかもしれず、それは年齢を重ねて変化していく自分の容姿と無関係ではありません。

いわゆる「若作り」が男性から敬遠されるのは、今の容姿には合っていないのにそれに気付いていない視野の狭さが伝わるから。

また、大人しく男性の後ろを歩くのが以前は好まれたとしても、40代の「今は」対等に意見を言い合える関係を望む男性は多く、支え合う意識の有無は、無理をすることを避けたい男性にとっては欠かせないものです。

「これが男性には受ける」より、今の自分には何が似合い、目の前の男性はどんな意識で自分と関わろうとしているのかを客観的に考える目は、穏やかな関係を築いていく大切な姿勢です。