時短勤務のママが教える!ストレスのない時短の乗り越え方とは
ここまでで時短も楽ではないことが分かりましたが、時短社員が日頃からストレスを抱えることなく働くにはどうしたら良いのでしょうか。先輩ママ達に乗り越え方を聞いてみました。
出世や昇給・昇格は一旦あきらめて割り切る
仕事のモチベーションにも関わることですが、時短のうちは出世や昇給・昇格は一旦あきらめ、割り切ることがストレスを抱えずに働くための秘策だと話すのはTさん。
Tさんは時短の今は割り切り、雑用でも何でも気持ちよく引き受けるように心がけて働いているそうですが、きっぱり割り切るとこれまでモヤモヤしていた気持ちがなくなったと言います。
子育て中で時短のうちは、とにかく仕事と育児の両立を目指し、働く場所があるだけでもありがたいと思うようにしているのだそうです。
育児に理解のある人を味方にする
育児の大変さは経験した人でなければ分からないものです。時短勤務のNさんは部署内で子どもがいる人を味方につけ、何かとフォローをしてもらい助かっていると言います。
子どもの急は発熱も、子どもがいる人であれば理解できますが、いない人には理解できないもの。そんな時もさっとフォローをしてくれる人を味方にしたことはNさんにとって大きかったと言います。
会社内で居やすい環境を作っておく努力も時短社員には必要のようですね。
全て時間内に終わらせようとしない!時には持ち帰ることも視野に
会社の規定によって仕事の持ち帰りが出来る、出来ないがありますが、持ち帰りが許されている会社であれば、時には持ち帰ることも視野に入れると気持ち的に楽になると話すのはAさん。
慌てて無理やり時間内にやろうとするとそれなりのストレスになりますが、持ち帰って子どもが寝た後に落ち着いて自宅でやれば、思わぬパフォーマンスが発揮できるかもしれません。
またAさんは時間内に出来なければ自宅に持ち帰ってやることを周りの人にも言っておくことがポイントだと言います。そうすると、自宅に持ち帰ってまでやるという前向きさが周囲の人にも伝わり、関係性も良くなるのだとか。そうしていると場合によっては時短でも昇格や昇給などが見込めるかもしれません。
まとめ
このように、時短勤務は思っているほど楽ではなく、楽どころか苦労を伴うこともたくさんあることが分かります。
時短社員が肩身の狭い思いをしながら働かなければならないのは良くありませんが、会社はさまざまな家庭環境やいろんな考えを持った人たちの集まりです。みんなが同じ考えを持っているとは限らず、時短に対しても理解のある人、ない人は存在します。
そんな現実を踏まえ、みんなが気持ちよく仕事ができるよう、お互いが気遣い合える環境を作りたいですね。
これからも仕事に育児に頑張り続けるママ達を応援しています。