「ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー」とは、2007年のロンドン開催を皮切りにニューヨーク、シドニー、ドバイ、東京など世界10都市で行われてきたリレーイベント。企業単位でエントリーし、1チーム10人、1人1マイル(1.6km)をリレー形式で走ります。つまり、全チーム、会社の威信をかけての闘い。
その舞台となったのは、金融街の中心といもいえる丸の内。丸ビル前をスタートして丸の内仲通りを封鎖して駆け抜けるコースです。
さまざまなランニングイベントがあるなかで、「ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー 東京」の特徴といえば、走りながら社会貢献できるということ。
というのも、参加費の一部が、開催都市が抱える課題の解決につながるプロジェクトに寄付されるのです。このプロジェクトはオンライン上で公開し、イベント参加者やその同僚、友人などの投票によって、1つのプロジェクトが選出されます。
だから参加費は他の大会に比べて少しお高いのですが、こうした社会貢献に賛同した企業の社員が走りながら、会社の人との結束を高めるのに絶好のレースなのです。
スタートは夜7時。いつもなら仕事を終えて、お疲れ気味の金融マンたちも、スタートラインに並ぶと闘志をメラメラ。沿道の応援もかなりのにぎやかさ。
中学生や高校生顔負けの猛ダッシュでスタートを切ると、各チームの応援合戦も学生さながら。ふだんのエリートサラリーマンのクールなイメージとはまったく違う!!!
1人1.6kmと短いので、全力疾走、バトンを渡すと倒れ込む人も続出するほど〝ガチ〟な
レース。走り終えると、チームのメンバーとハイタッチやハグをして労い合う姿はまさにスポーツマンシップの鏡です!
沿道の応援もすごく、その応援を聞きつけたサラリーマンやOLさんたちが仕事の手を止めて、ビルから出てきて観戦する姿や揃いのTシャツで、自分のチームもそうでないチームも熱い声援を送ってくれる応援団。
おしゃれでクールないつもの丸の内は、このひと晩だけは熱気にあふれてきました。
私たちチームFundorfulは様々な部署からの寄せ集め。普段走っている人もいれば、走りたいと思っている人、走り始めた人と走りのレベルも思いもそれぞれ。
でもいざ走り出してみると、あっという間に打ち解けてランの話で盛り上がったり、会場の興奮を一緒に味わったり……。