日射しの強さや気温の高さに、すでに屋外での運動が億劫に感じる方も多いのでは?1日300歩、およそ5分間のウォーキングを日課にするだけで、不調知らずの健康なカラダを手に入れることができると言います。
書籍『正しく歩けば不調が消える!1日300歩ウォーキング』を参考に、効果的なウォーキング方法を学んでいきましょう。
真夏日の到来で、日射しの強さや気温の高さに屋外での運動が億劫に感じる方も多いのでは?
そんな時は、いつもより少しだけ早く起きて、朝のウォーキングを始めてみるのはいかがでしょうか。1日800歩など、長距離ウォーキングを提唱するメソッドが多い中、「1日300歩」を歩くだけで、不調知らずの健康なカラダを手に入れることができると提言するのは、これまで延べ13万人以上の施術実績を持つ整骨院院長の新保泰秀さん。そのためには、まず正しい歩き方をマスターすることが重要です。
新保さんの書籍『正しく歩けば不調が消える!1日300歩ウォーキング』を参考に、効果的なウォーキング方法を学んでいきましょう。
正しい歩き方を身につければ、頭痛や腰痛、肩こりなどの不調をはじめ、視力低下や眼精疲労、便秘といった症状まで改善することができると言います。早速、次のページで歩き方を紹介していきます。
新保さんが提唱する「新保式ボールウォーキング」。おへその下あたりにボールを抱えているイメージで、そのボール(=重心)を一直線上に運ぶように進むだけで良いのです。その際に気を付けるべきポイントは3つ。
① ひざを伸ばしてかかとで着地
そうすることで足首が左右にブレにくくなり、ひざや骨盤、腰がねじれるのを防げます。足の中指を進行方向に向けることを意識して、かかと→小指→親指の順に体重移動をします。
② 後ろ足のかかとを上げる
着地後、後ろ足のかかとを上げて、足首をしっかり伸ばします。この動きによって、前脚にスムーズに重心が移動します。この時、前脚のくるぶし、ひざ、腰、肩、耳の位置が一直線上になっていることが理想です。
③ 後ろ脚の付け根を伸ばす
脚を前に出して歩くことを意識せず、後ろ脚の付け根を伸ばすことで残すように意識しながら歩きます。そうすることで、力むことなく次の一歩を出すことができます。
スムーズな重心移動によって、左右均等な体の使い方ができれば、どこか1ヶ所に負担が掛かるようなことがなくなり、ゆがみのない、血のめぐりのいい体になります。血流が良くなれば、血行不良が原因で起こる肩こりや腰痛が改善され、また血液とともにリンパの流れも良くなるため、むくみも解消されて、女性にとっては嬉しい脚やせの効果も期待できるのです。