予防するには

まだシラミはいないけれど、できることなら予防したいと考える方に、予防を目的とした製品も出ています。

シラミの嫌う自然由来の成分の香りで、シラミをよせつけません。

自然成分からできた製品は若干お高めですが、自分が納得する製品を選んで使ってみてくださいね。

最終的にはこれ

手で取ることの延長ですが、最終的にはこれ、シラミ取り専用の目の細かい専用のくしです!

やはり物理的に取って、取って、取るしかありません。いろんなメーカーから出ていて、お値段もそこそこです。

こちらは「全米シラミ症協会開発」だそうで・・・なんだかすごそうですが、とにかく、ここまで目が細かくないと、卵は駆除できませんので、必ず専用のものを使ってください。

くしをすいた後に、目の間に、卵や成虫がひっかかって取れてきます。取れた卵は、水にさらすなどして取ってください。

できればシャンプー後など、髪が濡れた状態でやってあげるといいですね。反対に、乾いた髪で、しかも髪の量が多い子どもだと、相当痛がると思います。

気をつけることなど

不潔だからわくわけではないですが、いったんシラミがいるとわかったら、タオルやシーツはこまめに洗濯し、毎日洗髪しましょう。

シラミは、頭から離れると、自力では跳んだりはねたりできないため、そのうち死んでしまいますが、その前に、タオルなどについていると、家族などにうつることもあります。

また、シラミは熱に弱いそうなので、頭を洗ったら、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。タオルやシーツを洗濯する前に、熱湯をかけるのもいいですね。乾燥機ならさらに安心です。

そして、駆除に関しては気長にやること。親が血眼になって、一気にやってしまおうとすると、子どもが嫌がって、またシラミがわいた時に駆除させてくれなかったりすることにつながります。

まとめ

動物園で、サルの親子がグルーミングしている姿を見たことありませんか? あんな感じに、リラックスしてできればいいのではないでしょうか。

髪の毛は、出来れば短く切ってしまうのが早道ではありますが、女の子を坊主頭にするのはかわいそうですよね。

それから、シラミがわいたからといって、恥ずかしいと思うことも不要です。フランスで子育てをしている中村江里子さんも、数年前、子どものシラミと格闘したことを、記事で書いていますよ。

シラミさえも親子のコミュニケーションツールにしてしまえばいいのではないか、と筆者は考えます。
プール開きまでに、対策を始めてみても、いいかもしれませんね。

<参照>東京福祉保健局