2.「抱き癖がつく」ってどういうこと!?
昔は、赤ちゃんに抱き癖が付くからあまり抱っこしすぎない方が良いと言われていたそうです。現在では周知のとおり、抱っこは赤ちゃんとの大切なコミュニケ―ション手段。困るのは「多少泣いていても放っておいた方があまり泣かなくなる」と信じて疑わない人。
これは、泣くことしか伝える手段がない赤ちゃんにとって大変危険な行為ともいえます。自分が訴えても振り向いてもらえないとあきらめてしまい、意思表示をしない「サイレントベビー」になってしまう可能性が大きいのです。
心に傷を負ってしまう赤ちゃんもいるので、抱っこの大切さはきちんと話しておきましょう。筆者の娘が新生児だった頃、「少し放っておけば」と言う実母と話して決めたのは、2分放っておいても泣き続けていたら抱っこするということでした。
それが正解かは今でも分かりませんが、オムツや空腹の時は泣き続け、特に理由がなさそうだと途中で泣き止むようになっていました。
3.お菓子の与えすぎ、口移しで大慌て!
離乳食も終え、だんだん普段の食事や食べられるお菓子の種類が増えてくる1歳過ぎ。
おばあちゃんやおじいちゃんにも慣れ、孫が可愛くて仕方がないという実親や義親の姿を目にする機会も多くなる時期でもあります。
そんな時に注意したいのが、お菓子の与えすぎや食事の口移し。お菓子をもらった我が子も喜んでいるので、その場で注意しづらいことも。
この場合、お菓子は自分で持って行って、必要以上にもらったものは持ち帰らせてもらうようにしましょう。
「今お腹いっぱいみたいだから、持って帰ってもいいですか?」と一言あればスムーズ。
口移しは病院などで虫歯菌の話が出る場合が多いので、その話をきっちりすれば理解を得られやすいのではないでしょうか。
後は食後の歯磨きと仕上げ磨きを丁寧にすることで乗り切りましょう。しかし、食事後すぐに見えるところで丁寧にやりすぎると、嫌味のようになるので注意です。