4stepで解説!正しい「うんこスクワット」のやり方

まずは、バランスよくまっすぐ立ちます。両脚を肩幅に開き、つま先は45~60度に。中心に軸が通っているイメージで立ち、両手は胸の前で交差します。背筋はスッと伸ばし、あごを軽く引くとキレイです。

猫背になったり、お尻を突き出して腰を反るのはNG!

両膝を軽く曲げて、腰を少し落とします。膝を曲げるときは、膝がつま先と同じ方向を向くように。体の軸はまっすぐにキープ。ここが重要で、しゃがみ始めに骨盤が前に倒れてしまうと中心軸が前傾してしまうのでNGです。

腿が地面と水平になるまで腰を落とします。膝が内側に入らないよう、股関節をしっかり開いてつま先と同じ向きに。軸はまだまだキープ。ひざをつま先と同じ向きにするには十分に股関節を開く必要がありますが、股関節が硬いと骨盤が後ろに傾き、膝が内側に入りやすいので注意。

さらに深く腰を落としたらうんこ座りの完成。かかとは地面につけたまま、膝とつま先の向きをそろえ、軸もキープです。

体が硬いとうんこ座りの完成形をキープするのはなかなかハードですが、きついと感じたときにも呼吸を止めないのが大事です。ゆっくり大きな呼吸を続けて、しっかり骨盤を立てて背筋を伸ばし、しゃがみこんでフィニッシュです。このとき、足の親指から小指まで、足の裏全体で地面を踏みしめてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?この動作を1日1分、ぜひ親子でやってみてください。

いざ、しっかりと正しいうんこ座りをしてみると、大人でも意外と難しいことがわかったかと思います。

何歳でもできるというこのエクササイズですが、実は小さい子ほどうんこ座りはうまいのだとか。5歳くらいから体の硬さや運動の得意不得意の傾向が表れ始めるため、特に効果的だそうですよ。

当然、大人でも効果があるそうで、田邊さんも「日頃から体調不良や運動不足が気になっている大人にこそ始めてほしい」と言います。

うんこスクワット - 子どもの運動能力を引き出す -』では、さらに苦手部分を強化できるエクササイズや、親子でできる運動、さまざまなスポーツにおける「うんこスクワット」の効果も紹介されています。

ぜひ今日から親子でこの運動を取り入れて習慣化し、スポーツが得意な体になる基礎作りをしてみてくださいね!

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。