普段は飲ませているのなら止めるのは良くない、という竹内先生。母乳は赤ちゃんが飲んだ分だけ作られるし、飲ませなかったら胸が張ってしまって詰まったり、出なってしまう可能性もあるのだとか。
「赤ちゃんが飲むことで絶えず循環させていくことが大事。ずっとミルクならそれはそれで良いけれど自分の都合でその時々でコントロールできるものではない。」と竹内先生はいいます。
常に、赤ちゃんという相手あってのこと
アルコールでなくても、かぜひいて薬をのんでるから母乳を飲ませない、という話も昔はよく聞きましたが、母乳は飲ませ続けないと出なくなるので、常に薬も食べ物も母乳を赤ちゃんにあげることを前提として摂取するのが基本と今は考えられているのだとか。
産後、赤ちゃんはママのお腹の中とは切り離されて、一人の人となります。でも、授乳中はママとまだ繋がっているも同然。授乳を通してコミュニケーションをとっているのだから、常に、赤ちゃんという相手あってのことだということが竹内先生のお話からも良く分かります。
「母体のことを考えればバランスよく食べること、アルコール飲むのであれば暴飲することなく、ストレスがたまらない程度にタイミングを考えて飲むことが大切。」と竹内先生。
妊活期から産褥期までのアルコールコントロールのコツとは
先生のお話から妊活期から産褥期まで、絶対ダメということではなくても、大切なのはアルコール量をコントロールしてバランスのとれた生活をこころがけること。それでも、バリバリ働いて、一般的に妊娠適齢期を少し過ぎたくらいでそろそろ妊活を・・・と思う女性も多い今の時代。妊娠・出産までに長く働いてきた人ほど、ビールやアルコールを飲む場というのはどうしても多く、親しんできた方も多いはず。
私たちを含め、そんな女性たちがこれから妊娠・出産を経験するに当たって、アルコールコントロールについての何かアドバイスなどあればぜひ伺いたいのですが・・・