前回オリーブ牛のレポートでお世話になった「うどん県」こと香川県の方から、オリーブ牛を乗せた「オリーブ牛肉うどん」というメニューをプロモートしているから食べにこないかというお誘いをいただきました。

うどん県の方がおっしゃるには、県内のうどん屋さんでは、「さぬきの夢」という特別な小麦でうどんを作って、オリーブ牛に独自の工夫をこらして提供しているのだとか。しかも、県内最強16のお店が、独自にメニューを作って提供しているそうです。

 

各店のメニューをよく見ると、全部のお店が少しずつメニューが違います。
現在、農林水産省後援のヤフージャパン「地場もん国民大賞」というイベントが開催中なのですが、四国代表の「オリーブ牛肉うどん」が得票を伸ばして全国の地場ものの1位に近づいてます。1位になるとミラノ万博に出展されるのだそうです。

今回は2日間時間が作れたので、最強16件のうどん屋さんが出す「オリーブ牛肉うどん」を可能な限り実食レポしてみたい。そんなわけで、うどん県は高松に飛びました。
 

温玉とオリーブ牛か絡みあう…!

さて、まずは丸亀市綾歌町にある「あやうた製麺」さん
(丸亀市綾歌町岡田西1785 TEL 0877(86)3933)におじゃましました。

 

うどん県の郊外にあるうどん屋さんは、のぼりが立ってないと民家と見間違いそうなお店が多いですね。実際、古い民家を改造してるお店が多くて、人気店はお昼過ぎには売り切れてしまうそうです。

さて、あやうた製麺さんが出してくれたオリーブ牛肉うどん「オリーブ牛肉温玉ぶっかけうどん(1玉980円 2玉1080円 3玉1180円)」をいただきます。

 

撮影時期は10月上旬ですが、まだまだ日が差すと少し汗ばむ感じなので、ぶっかけうどんが快いですね。
ぶっかけうどんに、温玉とねぎ、そして、甘辛く煮たオリーブ牛が添えてあります。たれがきいたつゆをかけて、そのまますするのがお作法だそう。

本場のさぬきうどんは、何度かいただいてるんですが、こしがあるんですね。
固いという食感とは全然違います。「いか刺し」のようなのど越しと、小麦の甘さが感じられるうどんです。

 

オリーブ牛の甘辛煮も、冷めた牛肉特有のにおいや脂浮きがありません。まずはうどんを食べて、しょうがで口直しして、オリーブ牛と一緒に。つぎは温玉を絡めてというように何度も味を楽しめるおうどんですが、それでもうどんの小麦の甘さはしっかり感じます。

こういった感じで、様々なお店がオリーブ牛を甘辛く煮たトッピングと、「さぬきの夢」という小麦を使ったうどんをベースにした肉うどんを趣向を凝らして提供しているのだそう。さらりと1杯食べたのに、全然胃にもたれず、次のお店へ。