『埋もれた心』の現場では監督や先輩とたくさん話をして役を作った

――ウミンさんは、韓国の配信ドラマに多く出演されていましたが、『埋もれた心』は初の地上波ドラマ出演となりました。この作品のオファーを受けた時、どう思いましたか?

初の地上波ドラマだったので、新鮮さと緊張感がありました。

ですがいざ始まってみると、結局どこの現場も同じだと気付いて、気持ちを楽にして先輩方の演技を見て学べる場になりました。

――ウミンさんが演じたソヌはストーリーを大きく動かすキーパーソンとなりました。どのように役を作っていったのでしょうか?

現場では監督と本当にたくさん話をしました。また、毎カットごとに新しいアイディアを出すため、共演者の先輩方からアドバイスをいただくこともありました。

そうやってソヌという人物を作り上げていきました。

――現場で先輩の演技を見て勉強をしたり、アドバイスをもらったと話されましたが、先輩俳優との一番印象的だったエピソードなどがあれば教えてください。

本当に暑い日の撮影があったのですが、僕の母親役を演じられていたト・ジウォン先輩が扇風機を当ててくださったんです。

その気遣いが本当の母のように感じました。

――これまで演じた役で一番自分に似ている役と、一番正反対の役をそれぞれ教えてください。また、今後やってみたい役は?

一番似ているキャラクターは『恋するムービー』のジョンフで、反対のキャラクターは『スタディーグループ』のハンウルだと思います。

ジョンフのような明るく元気な姿が本来の自分と一番よく似ていると思いますし、ハンウルの極悪非道な考えと行動力は、僕には到底できないことなので。

今後やってみたい役というより、どんな役でも見る人に楽しさを与えられる、そんな俳優として、どんなキャラクターにも全力で向き合いたいと思っています。

そして、10年後は今よりも、もっと自由な人間キム・ミヌ(本名)として俳優の活動をしていきたいです。

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