ほぼ毎年、北海道へ旅行していますが今年は久し振りに富良野・美瑛を巡り、前回行けなかった「ばんえい競馬」を見に帯広へ。
直近で再放送されていたNHK-BSプレミアム「パン旅」で女優の木南晴夏さんと佐藤めぐみさんが訪れていた「はるこまベーカリー」さんを訪問。
パン好きならテンション上がるバゲットをかたどったドアノブ。可愛い。
店内はゆとりを持ったレイアウトなので、ゆっくり好きなパンを選ぶことができます。どれも美味しそうで何周もしちゃいました(笑)
食パンはイギリスパンもありましたが、もちもち食感好きな私は“はるこまブレッド”が気になりました。
すごく食べたかったのですが旅行の行程上買うわけにはいかず,泣く泣く断念。今度行ったら絶対食べてやる~。
レジ横の棚にはボリュームあるサンドイッチが目を引きます。
すでに朝ご飯を済ませて来ていたのでこれも断念(涙)。今度来る時は帯広空港利用で最後に立ち寄り、食べたいもの全部買って帰るのだ!!
店内からはパンを焼くオーブンなども見られます。焼き立てのパンが出てくる瞬間がたまらなく好き。
お目当てのパン“リアルメロンパン”を発見!
お店のfacebookを拝見したら「1日12個が限度なのでどうしても食べたい方は予約を」と書いてあったので、当日朝に電話してお取り置きしていただきました。平日の開店直後だったのでまだありましたが、週末だったら即完売しているのでしょうね。
メロンの採れる7月初旬から8月半ばくらいまでの期間限定“リアルメロンパン”。
全国的にも珍しい有機栽培でメロンを作っている「ウエダオーチャード」上田氏の「本物の美味しいメロンを使った、本当のメロンパンを子供たちに食べてもらいたい!」という思いを受けて、栗原シェフが試作を重ねて出来上がった、おふたりの想いが詰まったメロンパンです。
イートインスペースがあるのでお店で食べていくことにします。
特大のハンバーガーくらいのサイズで、テレビで観たとおり生のメロンがごろごろ。どこから食べようか考えながらかぶりつこうと顔の前に持ってきただけで、メロンの甘く芳醇な香りがふわっとしてきます。
うわっ、すごい! ジューシーなこのメロン、甘さが口の中にぶわーっと広がったあと香りが鼻に抜け、喉を通る時にはしつこさがなくサラッとしています。
この水分を受け止められる生地、メロンの甘さを邪魔しないクリームのバランス、メロンパンらしさを出す見た目、完成させるのがどれだけ大変だったことか、食べているだけで伝わってきます。
外側にデニッシュ生地を纏わせて焼き上げたパン生地をカットし、水分が染みださないようにアーモンドクリームを塗り、生クリームとカスタードクリームを合わせたものと生のメロンをサンド。
かぶりついたときのデニッシュ生地のサクサクという食感も、心地いいアクセントに。「美味しい」と上品に表現する前に「うまい!!」と口に出てしまいました(笑)
“クロワッサン”。
全粒粉(キタホナミ)を使っているので中は茶色みを帯び、バターの香りが強い。外はサクサクで中はふんわり。かすかに酸味も感じるかなあ。
大きいけれどふんわりしているので、ホテルで朝食を済ませてきたお腹でもぺろっとたいらげられます。焼き立ての状態も食べてみたいですね。
以前、コムギケーション倶楽部「和麦LABO」のイベントで、前田農産さんや「シニフィアン・シニフィエ」志賀シェフのお話を聞く機会があり、おふたりの人柄や小麦・パンに対する情熱に心打たれていたので、そんなおふたりの写真やサインが飾られていることに今回訪れたご縁を感じて嬉しくなりました。
北海道へ旅行の際は、札幌だけではなく帯広へも足を運ぶことをお薦めします!
今回頂いた“リアルメロンパン”もそうですが、体重1トン近いばんえい馬がそりを引いて競う「ばんえい競馬」はここでしか見られませんし、マルセイバターサンドなどで有名な「六花亭」、三方六で有名な「柳月」、東京にも出店されたパンの「満寿屋商店」などの本店があるのも帯広なのです。
パン・スイーツ好きな皆さん、ぜひ帯広へ!!
はるこまベーカリー
住所 北海道帯広市西19条南5丁目43-11
電話 0155-38-5311
営業時間 10:00~19:00
定休 日曜日、第3月曜日
最新情報は、ホームページ、facebookで更新中
おすすめパン
リアルメロンパン(350円)税抜
クロワッサン(150円)税抜